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仮想通貨の分析手法!第1回「ファンダメンタル分析」

 概要

20184月現在、仮想通貨は急速に世の中に浸透し始めています。今年の1月に入って米国の調査会社、「グローバルブロックチェーン・ビジネスサーベイ社」と「サーベイモンキー社」が合同で比較的大規模な調査を行いました。結果は米国全体の約5%が既に何かしらの仮想通貨を購入しており、全体の21%が今後仮想通貨の購入を検討しているということでした。その中でも特に若年層による購入が全体の過半数を占めているそうです。仮想通貨に興味を持つ理由は人それぞれですが、やはりお金を賭けるからには利益が目的の人も多いはずです。

今回の記事は仮想通貨に興味のある年齢層の事情を踏まえ、チャート分析の手法というものを明らかにしていきます。忙しい現代人にとってはどのような取引手法が最適なのでしょうか?それでは早速内容に入っていきます。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析

初めに、大きく分けて2つの分析手法を紹介します。

最初に紹介するのはファンダメンタル分析(ファンダメンタルズ分析)というものです。ファンダメンタル分析は先物市場や株式市場を通して開発されてきた相場分析の手法です。ファンダメンタル分析を簡単に表現すると「気候や国の景気、対象の財務、経営、経済状況や競合、市場状況などを細かく分析して投資を行う手法」ということになります。 

続いて、分析手法にはテクニカル分析というものも存在します。こちらも先物や株式市場を通して作り上げられた手法で、多くの投資家が用いている分析方法です。テクニカル分析は超短期取引から長期取引まで対応が可能です。ファンダメンタル分析があまり短期の分析に向かないのに対して、テクニカル分析はほぼすべての時間軸に対応できるためその点は大きなメリットと言えるでしょう。しかし、テクニカル分析にもチャートから目が離しづらくなるなど、忙しい方にとっては致命的な問題が存在します。テクニカル分析についてはまた次の回で紹介したいと思うので、今回は仮想通貨を対象にしたファンダメンタル分析について見て行きます。

ファンダメンタル分析の特徴

前述したとおりこの分析手法は主に先物や株式市場という場所で力を発揮してきました。まず、ファンダメンタル分析の中にも様々な分析の仕方があることを知っておきましょう。なぜなら後でこの手法を仮想通貨に当てはめるとき、ファンダメンタル分析が仮想通貨市場に対してどのくらい有効なのかが分かりやすくなるからです。

ファンダメンタル分析にはマクロな視点で見る方法とミクロな視点で見る方法があります。例えば、マクロな視点というのは世界全体や国単位で動きを捉え、それぞれの経済指標や天候など、様々な要素を調べていく視点です。逆にミクロな視点では企業の経営状況や資金に関する様々な指標を細かく調べることから行います。

また、ファンダメンタル分析の良いところは投資対象の本質的な価値に触れられることです。テクニカル分析では投資する対象の実態をあまり重視しません。価値が上がれば更に利益を上乗せし、下がれば損切を行うだけです。その点でファンダメンタル分析はテクニカル分析よりももっと面白みがあるでしょう。熱心なファンダメンタル分析者は投資先へ訪問し、直接自分の目で確かめると聞きます。テクニカル分析者にはない発想です。

仮想通貨におけるファンダメンタル分析

では、ファンダメンタル分析を仮想通貨にあてはめるとどうなるでしょうか?

前述したとおりファンダメンタル分析は株などの分析を行うために使われてきました。投資対象が企業の場合はバランスシートやROE(自己資本比率)などを参照できますが、仮想通貨にそのようなものは存在しません。もし、参考になるものがあったとしても仮想通貨は生まれてからまだ歴史が浅く、分析するにはデータが足りない状況です。

では、もっとマクロな視点で考えるとどうなるでしょうか?例えば、日本という1つの国を視野に入れて分析すると、そこからは国の景気に関する情報や人口、仮想通貨を保有している人の割合など様々なことが分かるかもしれません。しかし、仮想通貨が生まれて間もない中、私たちのような一般人に参考にすべき有効な指標が判断できるでしょうか?長年投資に携わってきたプロが分析すれば何かしらの判断ができるかもしれませんが、素人が自力で情報を集め、判断を下すのは非常に難しいように感じます。実は仮想通貨にファンダメンタル分析を行うのは難しいのです。

仮想通貨のファンダメンタル分析者

仮想通貨で儲けを出している人の中に「テクニカル分析よりもファンダメンタル分析を重視している」という人がいます。しかし、実際行っているのはファンダメンタル分析ではありません。彼らは一体どんな情報を基に分析を行っているのでしょうか?彼らの多くが参考にしているのは仮想通貨のニュースや、コインそのものの実用性です。

まず、仮想通貨に関するニュースですが、一般人にとって本当に最新のニュースを手にすることは容易ではありません仮想通貨はまだインサイダー取引に関する法律がないので、情報の発表前に資産家がお金を動かします。お金のある所には情報も集まってくるので、この一連の流れは無視できるほど小さくないのです。よって私たちがそのニュースを知るのは、価格が上がった後であり、どんなにニュースに敏感でも構造的に最新ニュースを捕まえられる保証はありません。そもそも仮想通貨に興味が強いのは働き盛りの若年層ですから、出たばかりのニュースを捕まえられるのかも疑問です。

また、コインの実用性を分析することをファンダメンタル分析と言う人もいます。コイン分析自体は筆者も行いますし、もちろん行ったほうが良いことです。しかしそれはファンダメンタル分析とは言いません。客観性の薄い材料を基に判断する必要があるからです。ファンダメンタル分析とはもっと細かく繊細なものです。ありとあらゆる指標を用いて数字から最終的に判断を下します。もちろんコイン研究をすることに意味はありますが、その結果得られるものは主観が強く入った結果だということを覚えておく必要があります。 

では、仮想通貨市場でより利益を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?

情報収集の重要性

ここからは筆者の独自の視点も踏まえて記事を書いていきます。仮想通貨市場で生き残るには徹底した情報収集とテクニカル分析を使うのが良いと思います。ニュースを見ることやコインを調べるのはファンダメンタル分析ではなく、情報収集です。テクニカル分析者は「チャートがすべて」と言いますが、それだけでは足りないと筆者は思います。

テクニカル分析は確かに仮想通貨に有効です。テクニカル分析についてはまた次回紹介しますが、テクニカル分析は市場で起こるあらゆることをチャート上に表現することができます。しかし、分析に凝るあまり、情報収集を怠っていると視野が急激に狭くなってしまうのです。例えば、期待のコインが登場しているのにその存在にまったく気づかないことが起こったりします。他にも規制関連のニュースなど、長期的に市場を動かすニュースは知っておかないと分析するうえで不利になります。仮想通貨市場は非常に変化が速く情報量も多い世界なので、なるべく情報に触れる機会を持ちたいものです。相場分析を行う際にも、吸収した知識が必ず生きてくることだ思といます。

仮想通貨とファンダメンタル分析の関係性

結論として、仮想通貨にファンダメンタル分析を使うのは非常に難しいと言えるでしょう。

では、なぜ今回ファンダメンタル分析に関する記事を書いたかというと、多くの人が情報収集することをファンダメンタル分析と勘違いしているからです。情報収集はあくまで情報収集です。ファンダメンタル分析ではありません。ここをしっかりと区別しておかないと情報に振り回されることになってしまいます。「ファンダメンタル分析」という言葉が独り歩きして、判断に対する主観性の意識が薄れてしまうからです。

ファンダメンタル分析が完全に客観的な分析かというとそうではありませんが、なるべく主観を排した分析であることは間違いありません。良くも悪くも、情報収集とファンダメンタル分析の区別はしっかりとつけておきましょう。情報に振り回されないためです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。今回は2つある相場分析手法のうち、ファンダメンタル分析を見てきました。現在では仮想通貨にファンダメンタル分析を用いるのは難しい状況になっています。ファンダメンタル分析をやりたいと思っていた人には残念なことだったかもしれません。しかし、仮想通貨の情報収集には意味があります。何を始めるにもまずは確かな情報を入手することが大切なのです。

前述しましたが、次回はテクニカル分析について詳しく見て行きます。よくテレビで見るチャートの画面に難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、テクニカル分析は知れば知るほど面白く、つい深みに嵌ってしまう分析手法です。

それでは次回に続きます。