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ブロックチェーンストレージはどれが良い?Storj、Siacoin、Maidsafeなどを徹底比較

近年、一般的にも広く認知されるようになってきた「仮想通貨」。特定の仮想コミュニティの中でその価値を認められ流通するデジタル通貨のことを指しますが、これに用いられる技術が「ブロックチェーン技術」です。このブロックチェーン技術、実は通貨以外にも様々な分野に応用されつつあるのをご存知でしょうか。中でも汎用性が高く期待が高まっているのが、ブロックチェーン技術を応用したストレージサービスです。今回はストレージサービスを提供する複数の仮想通貨について、その特徴を紹介するとともに利用するならどの通貨が良いのかお伝えしていきます。

そもそも、クラウドストレージとは何か

様々な情報のデータ化、データ管理が進んでいる現代。溢れかえるデータを管理するのにクラウドサービスを利用している方も多いのではないでしょうか。既存のクラウドサービスとして有名なのはGoogleが提供するGoogle Drive、Amazonが提供するAWS、Dropboxなどです。大量のデータを自分のパソコン上に保存しようとするといくらパソコンの容量があってもたりなくなってしまいますが、クラウドサービスを利用すれば自分のパソコンの外に容量を持つことができるのでその心配もありません。

また、これらのクラウドサービスを利用すると、世界どこにいてもどのパソコンからでもデータにアクセスすることができるようになるというメリットがあります。自分のパソコンにデータを保管している場合、パソコンが破損してしまうと多くの場合データも取り出せなくなってしまいますが、クラウドサービスを利用していればその心配もありません。

また、仕事などで複数の人が同じファイルを編集したいといったケースでも、いちいち最新版の書類を送り合うことなく操作ができる点が便利です。

既存のクラウドストレージサービスの問題点

非常に便利でデータ管理の在り方のみならず人のライフスタイルや働き方まで変えてきたクラウドストレージですが、いくつかの問題点も孕んでいます。

①維持管理コストが高い

クラウドサービスを提供する企業は、顧客から預かったデータを管理するために巨大なサーバーセンターを保有しています。巨大な施設に一元化することでコストを下げようと試みています。しかし、一カ所に集中しているためにハッカー等の攻撃を受けやすく、また、天災などに見舞われた際にもデータが全て消滅してしまう可能性があります。そうならないように各管理会社はバックアップを取るなどの対応をしていますが、バックアップを取って管理するのにもコストがかかってしまうため維持費は上がってしまいます。

②検閲問題

クラウドストレージサービスを利用して管理している文書は一応の機密性が保持されているように思われますが、果たして本当でしょうか。実は、クラウドサービスを運営する会社は顧客がクラウドサービス上に預けたデータを閲覧することができてしまうのです。サービスを利用する際には各管理会社が用意した規約に目を通し同意する必要がありますが、例えばGoogleの規約では同社がGoogle Drive上のデータを閲覧できる旨が明記されています。従って、顧客の個人情報を扱う企業はクラウドサービスに同データを預けることができず、独自のクラウドストレージを構築したりする必要がありました。

ブロックチェーンストレージのソリューション

ブロックチェーンストレージで用いられるのが分散型クラウドという技術。分散型クラウドではデータを1箇所のサーバーに集めるのではなく、ブロックチェーンの技術を応用することで世界中に点在する無数の端末に分散して保存することができます分散型クラウドは既存のクラウドストレージサービスと比べて安全性が格段に高く、また、サービスの運営効率も非常に高いです。

分散型クラウド技術を形成する技術がおなじみのブロックチェーン技術。ブロックチェーン技術では2018年7月現在までに不正が行われたことは一度もありません。さらに、ブロックチェーン技術を用いればデータセンターを管理したりバックアップを取得・管理する必要も無いことから、管理に必要なコストも非常に低く抑えられます。データは無数の端末に分散して保存するため、ハッカーによる攻撃の標的にもなりにくいです。

また、ブロックチェーンを使って保管されているデータは、誰がいついかなる理由があろうとも他人によって見られることがありません。データが他人のパソコンの中に保管されていても、閲覧に必要な鍵を所持しているのは本人だけなので、閲覧されてしまう可能性は無いのです。既存のサービスでは管理会社や政府関連組織による検閲の問題がありましたが、クリアすることができるようになるのです。従前は、顧客から個人情報を預かり管理している企業は、情報の流出や検閲を避けるために自前でクラウドサーバーを構築し管理をする必要がありました。分散型クラウドの利用によって情報管理はより安全かつ機密度の高い物になったのです。

ブロックチェーンストレージを提供する通貨とその特徴

ブロックチェーン技術を用いたストレージを提供している通貨を紹介していきます。

シアコイン(Siacoin)

2015年誕生の仮想通貨。個人が保有するPCの空き容量をコインを通じて貸し出し報酬を得ることができます。分散型クラウドを用いた同ストレージでは、従来のクラウドサービスに比べて安価で安全なストレージを利用することができます。

まずビットコインを購入し、ビットコインでシアコインを購入しないとサービスを利用することができないのが少し面倒です。サービス自体は優れていますが、使いづらいのがたまにキズです。

ストレージ(Storj)

2014年にリリースされ、分散型クラウドを利用してクラウド上にファイルを保管するサービスを提供するブロックチェーン技術。現在はイーサリアムのプラットフォームを利用しています。P2P形式を採用し、容量が余っている人は貸し出して対価を得、容量が必要な人は対価を払って借りることができます。

利用価格がドル建てで固定になっており、通貨の価格変動に左右されず定額で利用できるのが嬉しいです。非常に使いやすいインターフェースですが、一部が集中型サーバーを利用しており分散型のメリットを完全には享受できていないのがデメリットです。

ファイルコイン(Filecoin)

2017年8月にICO開始した、クラウドストレージサービスを提供するブロックチェーンのなかでは比較的新しいコインです。他のコイン同様、分散型クラウドを採用。ICOでは投資をお金持ちに限定し、しかも目標金額をすぐに達成したことで話題になりました。

ストレージマーケットの他にリトリーバルマーケットと呼ばれるマーケットが存在します。ブロックチェーン外での売り買いの注文がなされているのがリトリーバルマーケットの特徴です。価格の決定は市場原理に則って行われるので、価格は需要と供給次第です。

各通貨のブロックチェーンストレージサービス比較

実際にブロックチェーンストレージを利用するに当たり、検討すべき項目について各通貨を比較していきます。自分がどこにプライオリティを置いているかを見極め、自分に合ったサービスを見つけてください。

価格

ストレージを利用するための価格ですが、各コイン間で大きな差異はありません。もともと非常に低価格であるということもあり、超大量に使用する場合を除けば価格を最大の決定要素にする必要性は低いです。また、日々変動するものなので利用時のレートとも照らす必要があります。

セキュリティ

ブロックチェーン技術自体、今までに一度も破られたことがなく強固なものです。従って、どのコインを選んでも一定以上のセキュリティは担保されています。強いて選ぶとすれば、この中でセキュリティ面で一番高い評価を得ているのはファイルコインです。ICOに成功しており資金が非常に潤沢で、設計・開発ともにしっかり行われています。

順位でいうと次がシアコイン、そしてストレージという順番になります。シアコインはファイルコインと比べると弱い面もあると言われていますが、法人利用向けに開発を進めているということもあり一定の堅固さがあります。

使いやすさ

3コインの中で一番一般ユーザー向けにインターフェースを整えているのがストレージです。他の2つ、特にシアコインについては非常に利用の難易度が高く、一般ユーザー向けに設計されたとは到底思えません。機密情報を扱う企業などを除けばある程度の安全性があり使いやすいストレージに落ち着くのではないでしょうか。シアコインについてはリリースされてからの期間も長く、

まとめ

いかがでしたでしょうか。ブロックチェーン技術を用いたストレージサービスはまだまだ利用者数が少ないのが現状ですが、その期待は非常に高く、こちらで挙げたどの通貨もリリース時と比べて大幅に時価総額を伸ばしています。今後、社会的にもデータ化や個人情報管理強化の流れが一層強くなることが予想される中、既存のクラウドストレージサービスの問題点をカバーできる技術の導入はかなりプライオリティの高い問題と言えます。データの管理者として逸早くブロックチェーンストレージサービスを利用することは先見の明ある賢い選択かもしれません。各通貨への投資も価格が低迷している今がチャンスかもしれませんよ!最後まで読んで頂きありがとうございました。