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仮想通貨マイニングBitmain社が顧客のマイニング装置を使用し不正にマイニングを行ったとして集団訴訟を起こされる

仮想通貨マイニング大手のBitmain(ビットメイン)社が、顧客のマイニングハードウェアを使って不正にマイニングを行い利益を得ていたとして、500万ドルを超える賠償を求める集団訴訟を起こされることが明らかになりました。

原告者はロサンゼルス在住のゴア・ゲヴォルキアン(Gor Gevorkyan)氏で、19日に北カリフォルニア地区の裁判所に訴状を提出したことで判明しました。

Bitmain社、500万ドルを超える集団訴訟を起こされる

仮想通貨マイニングの製造・販売を行うBitmain社は、業界ではトップのシェアを占めるマイニング企業です。今回、Bitmain社が顧客のマイニングハードウェアを使って不正にマイニングを行い利益を得ていたとして訴えられました

訴訟を起こしたゴア・ゲヴォルキアン氏は、同社のマイニングハードウェアが稼働する前に顧客のリソースを使用することで仮想通貨をマイニングし利益を得たと主張しています。

マイニングハードウェアのセットアップ中に、自動的に仮想通貨マイニングを行うように設定されていた

訴状によると、Bitmain社製のマイニングハードウェアASIC(特定用途向け集積回路)のセットアップ中に、顧客の電力を使用し仮想通貨をマイニングするよう事前に設定されていたという。さらに、マイニングされたことによって採掘された仮想通貨はマイニングハードウェアを購入した顧客ではなく、被告であるBitmain社に送信されたと主張しています。

ゲヴォルキアン氏によると、今年の1月に仮想通貨マイニングを行うために、Bitmain社からS9 AntminerASICを含む仮想通貨マイニングハードウェアを購入。その後同氏は「マイニングハードウェアを動作し始めた直後に仮想通貨のマイニングが開始された」と述べています。Bitmain社による「不正マイニング」は個人の仮想通貨アドレスと紐づけするまで続いたという。

 

またゲヴォルキアン氏によると、以前にASICをセットアップするときには「ローパワーモード」に設定することができたとしていますが、同氏がASICを設置した際には「フルパワーモード」設定となっており、それによって多くのコストが必要になったという。ゲヴォルキアン氏は長い時間のかかるセットアップの間に多くの損害がもたらされ、Bitmain社が不正に利益を得たとして申し立てています。

 

今回のゲヴォルキアン氏をはじめとする集団訴訟の参加者は100名以上にのぼるとみられ、同氏は代表してその損害額500万ドル(約5億7000万円)を請求するとしています。

Bitmain社が行った不正マイニングは不正競争防止法違反の疑い

提出された訴状によると、Bitmain社は不正競争防止法違反の疑いがあると原告側の弁護士は述べています。

顧客のマイニングハードウェアや資源を無断で使用し、なおかつマイニングによって不当に利益を得たとして、これらの結果によって生じた損害の完全補償、またそれに伴う最大利率が適用された利息を原告側は求めています。

 

仮想通貨マイニングにおいてトップ企業であるBitmain社も、今回の訴訟は大きく注目されることになるでしょう。不正マイニングが事実であるのかは現段階では分かりませんが、Bitmain社の信用には大きく関わることが予測されます。

 

またBitmain社自身もこの件とは別に、仮想通貨の盗難によって損害賠償を請求するとして訴訟を起こしています。

11月に、Bitmain社は仮想通貨取引所Binanceに保有する取引口座からビットコインが盗難されたとして匿名の人物に対して申し立てを行っています。盗難された被害額は617BTC(約30億円)にのぼるとみられています。

Bitmain社が仮想通貨を盗難されたニュースについては、下記の記事にて詳しく解説しています。

マイニング大手のビットメイン(Bitmain)社が、身元不明のハッカーによって総額550万ドル相当の盗難被害に遭う