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Bakktの取引が来年に延期、年内の好材料が消滅へ。

Bakktによるビットコイン先物取引が12月12日を予定していましたが、来年の1月24日に延期となったことを発表しました。連日の下げ相場で50万円を切る勢いを見せたビットコインですが、今回の延期により今年の好材料が無くなる形となりました。一方、テザー(USDT)にビットコインの相場操縦を行った疑いがあるとして米司法省の捜査のメスも入っています。

ビットコインが急落

ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂騒動により端を発した急落により、ビットコインも50万円を切る動きを見せ現在も油断ならない状況が続いています。ウォールストリートのアナリストでビットコイン(BTC)支持者のトム・リー氏も年末の価格予想を依然、強気であるものの25000ドル(約280万円)から15000ドル(約170万円)にまで引き下げました。

ブルームバーグのアナリストへの取材によると

「ビットコインキャッシュのハードフォークによりビットコインへの投資資金とマイナーを奪ってしまう可能性がある。」

と分析し現在の価格で下げ止まらず、さらに下落を続け1500ドル(約16万9500円)にまで落ちると分析しています。

Bakktが12月12日から来年1月24日に延期

今年の唯一の好材料だったBakktのビットコイン先物取引が12月12日に取引開始の予定となっていましたが、本日来年1月24日まで延期することが発表されました。

来週にスイスで仮想通貨ETPが開始すると発表があったものの影響は今の所未知数となっていて、ETFの最有力候補となっているVanEckのETFも12月29日に承認の可否が発表される予定ですが、こちらも来年に延期となる見込みが強く、そうなると目下、年内の市場への好材料となっていたのはBakktだけとなっていました。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が提供する商品となっているため厳格な法律や規制を遵守する必要がありすべてが適切に整備され、開始日までに準備が整うように延期となった形です。

取引初日から機関投資家に潤滑な取引を提供する必要があるため大きな負荷がかかると予想されBakktも今回の延期の理由として顧客のオンボーディング(顧客口座開設にあたり顧客や参照データの確認など)に追加の時間を割く必要があるとしています。

BakktのCEOであるKelly Loeffler氏は他にも延期の理由として米国商品先物取引委員会(CFTC)と緊密に連携し仮想通貨市場が多くの人に利用してもらえるようさらに準備する期間が必要と発表しています。

さらにLoeffler氏は新しい情報としてBakktがビットコインの保険を提供するためのコールドウォレットの分は全て確保していて保証されていてホットウォレットによる保険の分も調達予定と述べ、今後も数週間で、プラットフォームの新しい機能も発表する予定だと述べています。

なおCFTC当局の認可次第と言うことなので状況次第によっては1月24日もさらに延期となる可能性も考えられます。

司法省がテザーに捜査のメス

今回のネガティブファンダに追い打ちをかけるように様々な疑惑がかけられていたテザー(USDT)にとうとう相場操縦の疑惑でアメリカ司法省による捜査のメスが入ったことをブルームバーグが報じました。

テザー社と仮想通貨取引所ビットフィネックスはCEOが同一人物で、CFTCはテザーとビットフィネックスがビットコインの価格操縦に関わっているとして召喚命令を出していました。仮想通貨バブルであった2017年のビットコインの上昇はこの2社によって不当に引き起こされたと指摘する調査結果もあります。

今回の司法省による捜査の焦点は近年の仮想通貨の上昇が純粋に実際の需要によってもたらされたのか、偽の注文や扇動などにより引き起こされたものなのかになると述べています。

テザーはドルと価格が連動していて発行する際にその分のドルが提携している銀行に担保されている必要がありますが本当にその分のドルがあるのかも疑問となっていました。

なお現在は司法省とCFTCの間で捜査について2つの組織で調整が行われている模様ですが両者からの詳細なコメントは得られていません。

テザーの捜査の今後の進展によってはさらに下がる可能性も高いですが、現状、仮想通貨市場の健全化のために必要な出来事でもあり少しでも早く膿を出し切って、機関投資家が参入し多くの人々に注目されるまで待つのが必要なのかもしれません。