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ゴールドマン・サックスが仮想通貨カストディサービスに出資へ。

ウォール街でも大手のゴールドマン・サックスと仮想通貨投資企業Galaxy Digital Ventures社はアメリカで仮想通貨カストディサービスを展開するBitGoへ出資することがわかりました。

大手投資銀行ゴールドマンサックスが仮想通貨業者へ出資

アメリカウォール街でも有名な大手投資銀行ゴールドマンサックスマイク・ノボグラッツ氏がCEOを務める仮想通貨投資企業Galaxy Digital Ventures社が仮想通貨カストディサービスを手掛けるBitGo社へ1500万ドル(約16.8億円)の出資をしていることが判明しました。

BitGo社はすでに今年9月にサウスダコタ州の銀行部(Division of Banking)から公式にカストディアン(管理機関)として承認を受けていて仮想通貨やデジタル資産のカストディ(資産管理)サービスを機関投資家に向けて行うとしていました。

24時間365日の顧客向けサポートやマルチシグのホットウォレット、大手銀行クラスの金庫を使用したコールドストレージなどのカストディサービス提供を90種類以上の通貨に対応しています。

さらに今回の2社以外にも他社から5850万ドル(約65億円)もの出資も受けています。

BitGoのコンプライアンス責任者Shahla Ali氏は以前、次のように語っていました。

「カストディサービスが整っていないために参入を果たせない市場関係者を多く見てきました。大規模なファミリーオフィスでも懸念することなく安全に資産を預けてくれるような解決策が求められている。」

と大口の投資家を呼び込むインフラを目指していました。

機関投資家を呼び込めるのか?

気になる機関投資家の仮想通貨市場への資産流入ですが、BitGoが彼らをターゲットにカストディサービスを展開していることや、今回ゴールドマン・サックスや元パートナーだったマイク・ノボグラッツCEOのGalaxy Digital Ventures社の出資ということで機関投資家や富裕層などを引き付ける材料になるのではないか?と見込まれているようです。

BitGoの他にも先日仮想通貨カストディサービスの提供を発表したばかりの世界最大級の金融業者フィデリティ社、世界最大の証券取引所NYSEがカストディサービスも提供する仮想通貨取引所Bakktの設立、仮想通貨業界からもCoinbaseやGeminiがカストディサービスを提供して、着々と機関投資家を呼び込めるような土台やインフラが整いつつあります。

なおゴールドマン・サックス自体は今現在、仮想通貨事業を自ら手掛けるような事はしていないものの、ビットコインを使った国際送金を手掛けるVeem社に出資し、さらにブルームバーグ社によればゴールドマン・サックスも仮想通貨ファンド向けのカストディサービスを検討しているとの報道もあり、今後の参入が気になるところとなっています。

今回の出資に対しBitGoのCEOマイク・ベルシャ氏は、

「両社から出資を受けたということは私たちが仮想通貨市場において可能性を持っていて、特別なポジションにいることを証明しています。仮想通貨を取り扱いたい機関投資家にとってBitGo以上に適切な企業はない。」

とコメントし、ゴールドマンサックスの戦略投資部門のディレクター、ラナ・ヤード氏も

デジタル資産市場への機関投資家のさらなる参入を見込むには、安全で認可されたカストディが必要不可欠です。BitGoへの投資は、市場のインフラの整備に貢献するチャンスだと捉えています。」

と語っています。

ノボ・グラッツ氏はブルームバーグのインタビュー取材でカストディサービスが整えば機関投資家から資金が流入しビットコイン(BTC)は来年の第1四半期から第2四半期の間に最高値を更新すると予測しています。

ETFよりフィデリティやBakktの方が重要?

アメリカのヘッジファンド、パンテラ・キャピタルのCEOダン・モアヘッド氏もブルームバーグ主催のカンファレンスで「本当のニュースはフィデリティやBakktだ。機関投資家は今まで仮想通貨に興味を持たないことは簡単だったがカストディサービスが整備されればイヤでも注目せざるを得なくなる。」と答えています。

さらに「ETFは大事なニュースではない。ETFが承認した最新の資産クラスは、8000年もの間存在している銅だ。だから私はビットコインETFは数年先の話だと思っている。なぜETFにみんな注目しているのかわからない。」

とETFはそれほど重要ではなくカストディサービスに関連するフィデリティやBakktの方が重要と語っています。

このようにフィデリティやBakktに注目している投資家は少なくなく、既存の大手金融機関のサービス提供の方が大事なのかもしれません。