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テザーの急落によりビットコイン暴騰。信頼回復なるか?

テザー(USDT)の信用危機と暴落により15日ビットコイン(BTC)が急騰をみせました。一体何があったのでしょうか?各取引所の今後の動向も気になります。

USDT(テザー)の急落によりBTCに退避

15日にビットコイン(BTC)が上昇をみせています。一方ステーブルコインのUSDT(テザー)が急落し相関図をみせるような形になりました。

事の発端はUSDTを発行している会社を運営している仮想通貨取引所ビットフィネックス(Bitfinex)で、他取引所とのビットコイン価格のかい離もみられています。

USDTには今までも様々な疑惑が懸念されていて現在も払拭されていません。なおビットフィネックスでは一週間ほどUSDTの入出金が出来ないなどの噂も出始めたり、14日にbitfinexのウォレットから2億USDTが送金されたりとで米ドルと1:1の比率のUSDTが急落、ビットコインに退避する形となり上昇した模様です。

18か月ぶりの安値をつけたUSDTですが現在値は戻している形となっています。

意図的な売却と言う意見も

今回の出来事にある中国仮想通貨取引所トップは「クオンツ系ファンドとトレーダーがテザーのポジションを手仕舞いし、ビットコインを買い直してる。」と説明し、香港で仮想通貨マーケットメーカー業務を行うあるトレーダーも「ここにきてUSDTへの不信感が高まっている」と解説しています。

その一方で、USDTの懸念材料はビットコインの価格の影響に直結することからUSDTの資金がビットコインに流れたのではなく、意図的につくられたようなチャートと分析する声も出てきています。

しかし今まではステーブルコインと言えばUSDTだけでしたが、疑惑による市場崩壊や健全化という観点から現在、様々なステーブルコインが発行され、さながら戦国時代のようになっています。この他のUSDTより規制のしっかりした安全なステーブルコインにGUSD(ジェミニドル)などに投資家の資金が移動しているという見方も出てきています。

なお、ステーブルコインには上記のウィンクルボス兄弟が運営するジェミニが発行したGUSDの他にBinance(バイナンす)に上場しているPAX(パクソス・スタンダード)、サークル社が発行するUSDコイン、日本では先日発表されたばかりの日本円と連動するGJY(GMO Japanese Yen)があり、今までのステーブルコインと言えばUSDT一強だったのが陰りが見え始めています。

 

ビットフィネックス側の対応

これまでの信用度の疑惑払拭や安全性をアピールするため、ビットフィネックスは今回「改善された」法定通貨の預金システムを発表しています。

ビットフィネックスは法定通貨の入金も一時停止していましたが「プロセスが複雑になったため」と説明しKYCを認証済みのユーザーは今まで同様、米ドル、円、ユーロ、ポンドで預金が可能にはなるものの預金申請には48時間もかかるとの事で完全に預金が反映されるのには6-10営業日かかる見込みとなるようです。

一方、USDTもバハマで運営しているDeltec BankにUSDTを発行する際に担保となるドルの準備金を預けているとの報道も出てきています。

これはビットフィネックスが今までパートナーとなっていて準備金のドルを預けていたプエルトリコの銀行ノーブルバンク(Noble Bank)が、提携を打ち切ったため買収先を探していると言う事とビットフィネックスが債務超過であると報道されためとしています。

今回のUSDT暴落も実はこの銀行による提携解消の問題による不安が一番大きかったのではないか?との見方もあります。なぜならUSDTが売却しドルに交換した場合、1ドルを切り幾らで戻されるのか全く不明なためです。

これら一連の疑惑をビットフィネックスはもちろん否定はしていますが、これでは多くの投資家がビットフィネックスを撤退してしまうため(実際、すでにその動きもある模様)信用を取り戻すために今回の提携となったと思われます。

中国の大手取引所OKEXは今回の報道でステーブルコイン4つ(GUSD、PAX、TUSD、USDC)を上場させ、さらに取引所フォビが所有するアドレス内で合計1.28億USDTが数回に分けて移動されている事も確認されています。

取引所も万が一の時に何かしらの備えをしているかも知れないので今後の動向に注目をした方が良いのかもしれません。