なるほど!をお届けする仮想通貨情報メディア

  • BTCBTC

    370,661円

  • ETHETH

    9,805.0円

  • ETCETC

    423.28円

  • LTCLTC

    2,914.3円

  • BCHBCH

    9,238.2円

  • XRPXRP

    32.856円

  • LSKLSK

    0.0000円

  • XEMXEM

    6.9412円

アンチ仮想通貨の経済学者、米議会の公聴会に出席しバトル。

アンチ仮想通貨で経済学者のニューヨーク大学教授ヌリエル・ルビーニ氏が米議会の公聴会に出席し仮想通貨支持者と白熱した議論を交わしました。ルビーニ教授は以前から仮想通貨に対し過激な発言を繰り返しています。

「ヴィタリックは一生独裁者。」

ルビーニ教授は2008年に世界的金融危機を的中した人物でDr.Doom(破滅)と呼ばれています。公聴会に出席する前にツイッターで自身の考えを語っています。

「仮想通貨が非中央集権と言うのは神話に過ぎない。どちらかと言えば北朝鮮より中央集権的である。マイナーは中央集権化しているし、取引所も中央集権化している。コインの開発者は中央集権の独裁者(イーサリアムの開発者ヴィタリックは一生独裁者だ。)ではないのか。そしてビットコインのジニ係数は北朝鮮よりも悪い。」

と仮想通貨の富も結局一部に偏りすぎている事を指摘していました。ルビーニ教授は以前も「ビットコイン(BTC)は規制を受けて終わる」と否定していました。

※ジニ係数とは所得の分配の不平等さを測る指標です。

公聴会で白熱した議論

そんなルビーニ教授ですが11日に上院議会で開かれた「仮想通貨とブロックチェーンエコシステムの探求」と言う公聴会に招かれ、こちらも招待された仮想通貨支持者であるロビーグループCoin Centerの調査ディレクター、ヴァン・ヴァルケンバーグ氏と白熱した議論を交わしました。

公聴会は8名の上院議員が質問を投げかけこの2人が質問にそれぞれ答えるような形になります。

ルビーニ教授は、「仮想通貨は全ての詐欺とバブルの母だ。ブロックチェーンは過剰評価された技術に過ぎない。」と述べ、年末のバブル時にあらゆる人々から会った時に仮想通貨を今、買うべきか?聞かれたようで「今まで金融知識がゼロだった人たちが仮想通貨に熱狂的になり憑りつかれている。」と述べています。

これに対しヴァン・ヴァルケンバーグ氏は「仮想通貨とブロックチェーンは完璧なものでもなければ、今も完璧に完成してわけでもないが金融事情を改善できる大きな一歩である。」と語っています。

ルビーニ教授はさらに、仮想通貨はチューリップバブルと同じでブロックチェーンは「見かけの良いスプレッドシート。」と批判し、

「1990年代のようなネット黎明期にEメールの普及が始まり10年経ってワールドワイドウェブの利用者は7億3800万人に到達した。だが仮想通貨のウォレットは10年経った今も世界で2200万人、アクティブユーザーは290万人から590万人で減少し続けている。」と厳しく指摘をしています。

なおヴァン・ヴァルケンバーグ氏は大手会社の個人情報の漏えいなどについても分散型台帳を使えば防げる事や脱税などの犯罪についても「ブロックチェーン上の行動は追跡でき捜査が可能である。」と前向きな意見を述べています。

公聴会を見た専門家の分析

この公聴会を見ていた専門弁護士のジャック氏は以下のような分析をしました。

  • ルビーニ教授は批判をすることに力を入れているように見え間違った引用もあり、議員も基本的な事からまずは理解しようとしているレベル。
  • ヴァン・ヴァルケンバーグ氏は「機関投資家の参入が鍵だ。」と述べているがそれでは非中央集権ではなくなり既存の金融市場と変わらなくなる可能性がある。
  • 犯罪は追跡できると発言してるがビットコインにも今後匿名性が実装される可能性もある。

と分析しヴァン・ヴァルケンバーグ氏の方を評価しているものの「当分はSEC(米国証券取引委員会)、CFTC(米商品先物取引委員会)に任せっきりの状態で国による正式な法案などは当分見込めないだろう。」と結んでいます。

ヴィタリック氏も反論

イーサリアム共同設立ヴィタリック氏もルビーニ教授にツイッターで「一生独裁者。」と指摘された事について反論し話題を呼んでいます。

ヴィタリック氏はルビーニ教授が金融危機を予言した事を揶揄し「金融危機は今日から2021年の間に正式に起こると予測している。実際に思ってるわけではないが、後に自分が金融危機を当てた人物と称賛される可能性が25%はあるだろう。」

と、ツイッターでつぶやきこれを受けルビーニ教授もツイッターで反論しイーサリアムのPoW (プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)への移行の問題を揶揄し

「黙って自分の詳しい分野について話してみたらどうだ?PoS(プルーフオブステーク)について2013年から約束しているから私たちはまだ分散化されていて安全なシステムを待っている。あなたの三位一体の原理が一貫性のないことが示すように、それは不可能なようだ。」

ルビーニ教授の言動は場外乱闘にも発展しています。

ただやはりルビーニ教授の批判は冷静な分析があまりできていないような気もあり批判するときに上げるデータなどの引用も時折、間違いがありますがツイッターのフォロワー数も450000人と多く仮想通貨にあまり興味や理解、知識が無い人達への影響が気になる所ではあるかと思います。