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イェール大学が仮想通貨基金に投資、業界の更なる成長に貢献

導入

米国アイビーリーグの名門イェール大学が、仮想通貨ファンド「パラダイム」への出資を発表しました。

更に、将来的には米ベンチャーキャピタル大手Andressen Horowitzが設立したクリプトファンド「a16z Crypto」への出資も予定しています。

長年、イェール大学CIO(最高投資責任者)を務めるディビッド・スウィッセン氏は、過去20年間に渡って年平均11.8%、同大学の資産を20倍以上に増やすという驚異的な運用成果を出しています。

イエール大学の基金について

イエール大学の財源は、寄付金で構成されるため、返済期限のない半永久的な運用が可能になります。

そのため、年金基金や金融機関などの機関投資家とは違い、特徴的な投資戦略(エンダウメント戦略)が可能になります。

エンダウメント投資とは?

(1)長期投資を前提

(2)分散投資の徹底

(3)オルタナティブ投資の積極的運用

(4)外部の優秀な運用会社を選んで、個別の運用を任せる

大学卒業生などによって寄付された資金を、株式や債券、コモディティなどで運用し、その資金を大学施設の整備、奨学金を始めとする学生支援などに役立てます。

オルタナティブ投資とは?

そして、オルタナティブ投資と呼ばれる株式や債券などといった伝統的資産とは異なるものに投資する手法です。株式(8%)や債券(2%)とは違い、高い運用成果(10%以上)を上げるプレミアム性が期待されます。

オルタナティブ投資について詳しく説明すると、以下のようになります。

①ヘッジファンド

機関投資家などの不特定多数から集めた資金をもとに、ベンチャー企業などの比較的リスクの高い対象やデリバティブなど金融商品など、複数の投資対象にリスクヘッジし、高い収益性を実現しようとする手法です。

これまでも、イエール大学は、財政破綻に陥り債務不履行になったプエルトリコ債に投資していたり、仮想通貨に資金を投資するなど、業界屈指の存在です。

②プライベートエクイティ

一般的に、未上場企業の株式を取得し、企業価値を上げて他の事業会社に売却したり、株式上場をして株式市場で売却したりする投資手法をプライベート・エクイティ投資と呼びます。

イエール大学は、上場企業に対しても、会社の経営陣自らが自社株式や一事業部門を買収するMBO(マネジメントバイアウト)や、市場外で株式の買い付けを行うTOB(株式公開買い付け)、買収先の資産を担保に資金調達を行い他企業へ売却するLBO(レバレッジドバイアウト)などの投資手法にも積極的です。

③コモディティ(商品)

コモディティ投資とは、商品先物市場で取引されている原油などのエネルギー、金や銀・プラチナなどの貴金属、トウモロコシや大豆などの穀物などに投資することを指します。

これまでも、わずか4500万人ほどのニューハンプシャー州のパルプ材に投資しています。

 

そして、こういったオルタナティブ投資の一環として、今回仮想通貨ファンド「パラダイム」への出資を発表しています。

イェール大学がパラダイムへの出資を発表

パラダイムは、Coinbase共同創業者のフレッド・アーサム氏、Sequoia CapitalのパートナーMatt Huang氏、Pantera Capitalの元社員Charles Noyes氏らによって最近立ち上げられたスタートアップ基金で、アーリーステージの仮想通貨プロジェクトをピックアップし、投資を行います。

他にも、セコイアキャピタルパンテラキャピタルなど名だたるベンチャーキャピタルで働いていたメンバーで構成されます。

特に、パンテラキャピタルは、1BTC=65ドル(7100円)の頃から投資を行っており、ビットコイン・イーサリアム・リップルなどの主要通貨に限らず、ICO発行のアルトコイン(Kik、Ox、FunFair、Omise、Civicなど)にも積極的に投資していて、過去5年間で1万%の驚異的なリターン実績を誇っています。

名門大学がクリプト投資に参入

10/10、新たにハーバード大学、MIT大学、スタンフォード大学、ダートマス大学、ノースカロライナ大学などの名門校の大学基金(エンダウメント)が、仮想通貨のファンドに投資を行っていることが判明しました。

機関投資家の返済期限のある資金とは違い、エンダウメントと呼ばれる返済期限のない資金を活用した動きがイェール大学をはじめとした名門校に広がりつつあります。

まとめ

イエール大学は、エンダウメント投資戦略の下、長期的で分散化されたポートフォリオを組成し、長年に渡って高い運用実績をだしている屈指の機関投資家です。

また、パラダイムもCoinbase共同創業者によって立ち上げられており、プロジェクトの資金供給的な面でも重要になるでしょう。

数々の投資の成功で定評のあるスウェンセンが投資に踏み切ったことは、相場が低迷する中、仮想通貨セクターにプラス材料としてとらえられているでしょう。