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先物かETFか、仮想通貨デリバティブの将来

 

 

導入

仮想通貨デリバティブ取引プラットフォームを提供するLedgerXは、製品ラインに新たにイーサリアムオプションを追加すべく準備を進めています。

同取引所は、米商品先物委員会(CFTC)からビットコインのスワップと先物の取り扱い認可を始めて受け、この度イーサリアムデリバティブの認可が下り次第、サービスの提供を開始します。

 

先物とは?

先物取引とは、今現在の価格ではなく将来の価格を予想して売買することをいいます。

つまり、将来の定められた期日に特定の商品(ビットコイン)を現時点で取り決めた価格で売買することです。

 

各取引所のビットコイン先物比較

LedgerXは、現物のビットコインで決済し、一日先物契約で受け取れる翌日スワップと、投資家が合意した指定の価格で資産(ビットコイン)を売買する権利を購入できるオプションを提供しています。

さらに、CBOE(シカゴオプション取引所)やCME(米シカゴ先物市場)では現物ではなく法定通貨で配当を受け取る先物取引を採用しています。

 

対して、ニューヨーク証券取引所の親会社であるICE(インターコンチネンタル取引所)が立ち上げた仮想通貨プラットフォームBakktでは、USDなどの法定通貨でビットコイン先物契約を購入すると、現物のビットコインを指定日に受け取ることができるという金融商品です。

これは、英国拠点の取引所CoinFloorが現物受け取りの先物の取り扱いを始めたことに端を発しまています。

先物の利点

現金決済の仮想通貨先物の保有ではコイン自体に触れる必要が無く、暗号資産の盗難やハッキングの恐れがありません。しかしながら逆に言えば、実際のコインを所有していないという事は先物取引をしている人々にはフォークの際に無料のコインを入手する資格が無いという事でもあります。

イーサリアム先物取引導入による影響について

イーサリアム先物が導入される場合の懸念点はいくつか指摘されています。

仮想通貨市場は、機関投資家の参入基盤が十分に整っておらず、大口投資家「クジラ」による市場操作(価格の釣り上げ・釣り下げ)が頻繁にみられています。

売りと買いにより容易に市場に影響を与えることができ、80~90年代のFX市場に似た様相を呈しているようであり、先物期限にビットコイン価格が大きく変動していることが多くあります。

また、実際にCMEは7月にBTC先物の一日平均出来高が18年第一四半期において100%近く増加しており、金融取引に対する需要はみられています。

さらに、イーサリアムに対してはイーサリアム弱気派が一定数存在しており、これらの投資家による空売りに注意が必要です。

空売りとは?

投資対象とする現物(イーサリアム)を所有せず、対象物を借りて将来的に売る契約を結ぶ行為です(信用取引)。

商品先物において、差金決済を前提として利鞘を稼ぐことから、売り(ショート)と呼びます。

イーサリアムは時価総額2位であるものの、ビットコインには遠く及ばない程度であり、投資家によるショートが強く行われれば、市場価格への影響がみられるかもしれません。

ICOプロジェクトの大部分がイーサリアムプラットフォーム上で行われており、仮にイーサリアムで資金調達したとして将来的にその金額が少なくなってしまうという可能性もあります。

ICOに関する現状をまとめたニュース

ビットコインキャッシュでトークン発行可能に

まとめ

先物は、投資リスクの管理に役立ち、そのため機関投資家の資金を仮想通貨分野に引き込んで価格変動を緩和し原資産の信用を高めると考えられています。

さらに、必需品の価格変動にまつわるリスクを緩和する手段としても、取引可能なデリバティブ商品としても使われます。

 

しかしながら、グリーンスパン氏は、

彼らは同じくらい簡単にビットコインを直接買うことができる。また先物の最小契約量も参入障壁になり得る。CMEの先物は5BTC単位に設定されており、これは多くの小口の顧客が扱い慣れている以上のものだ。1BTC単位に設定されているCBOEの先物でも、多くの人々には扱いづらいものだ

と述べており、機関投資家ないしは中小の投資家が参入することは考えずらいとしています。