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マイニング半導体チップ企業ビットフューリー(Bitfury)は、最新のビットコイン・マイニングチップを搭載したASICの販売を発表

仮想通貨やブロックチェーンのセキュリティを担保するハードウェアを開発・製造しているビットフューリー・グループ(Bitfury Group)は19日、新型のビットコイン・マイニングチップであるビットフューリー・クラーク(Bitfury Clarke)を使用したビットコインマイニング専用ハードウェアを発表しました。プレスリリースで明らかになりました。

ビットフューリー・クラーク(Bitfury Clarke)ASICは高性能+省電力

ビットフューリーがこれまでに培った技術を駆使し開発したビットフューリー・クラークASICは、ビットコインマイニングチップのなかでも最高水準のパフォーマンスと効率性を有しています
ビットフーリー・クラークASICは14nmで、SHA-256を用いたビットコインマイニング専用にカスタマイズされています。1秒当たりのハッシュレートは最大120ギガハッシュ(GH)、ギガハッシュ当たりの電力効率は55ミリジュール(mj)という低電力を実現しています。さらに必要とする電源電圧は0.3ボルトとのこと。
これはビットメイン(Bitmain)が開発したビットコイン・マイニングASIC「Antminer S9」に使われているチップ「BM1387」と比べても性能は高いです。BM1387のハッシュレートは1秒当たり最大71.4ギガハッシュであり、電力効率はギガハッシュ当たり100ミリジュールとなっています。

ビットフューリー・クラークは同社のマイニングサーバーやブロックボックスなど業界大手のビットコインマイニングハードウェアに搭載される他、チップセットとして販売される予定です。またカナダやノルウェー、アイスランド、ジョージア(グルジア)にあるビットコインマイニングセンターにも導入されることが計画されています。

チップセットにフルデータシートとリファレンスデザインの両方を組み込んだビットコインマイニング業者としてはビットフューリーが初めてです。今後は自社のマイニング事業にビットフューリー・クラークASICを組み込むことを検討している顧客に対し、法人向けの専門的なサポートと設計に関するコンサルティングの提供を予定としています。

ビットフューリーCEOのヴァレリー・ヴァヴィロフ(Valery Vavilov)は、次のように述べています。

「ビットフューリーはマイニングハードウェアの設計において、シリコン・パッケージやチップの効率性、最適な配電、冷却装置の設計、開発スピードなどのあらゆる要素を考慮しています。そうすることで、ASICの大きさにかかわらず、お客様に最大の投資効果をもたらすソリューションにつながると考えています。」

ビットコインマイニング事業は衰えを知らない

ビットコインの価格は1BTCあたり6000ドル近辺で推移しているものの、ビットコインのハッシュレートは上がり続けておりビットコインマイニング事業は衰えを見せません。

ビットコイン価格の下落とハッシュレート上昇による採掘量の減少でビットコインマイニングで利益を上げるのが困難になっているなか、マイニングで利益を上げることができなくなった業者から脱落していくという状況になっています。

なかには利益度外視でビットコインの将来性に賭けて採掘を続けている事業もありますが、このままの状況が進むと、ビットコインマイニング事業では資金がありタフである企業が有利となる一方で、そういった企業にマイニング事業が一極集中してしまうことが考えられるでしょう。ハッシュレートの大きさはそのネットワークの権力の大きさに等しく、そうなるとビットコインの非中央集権性も脅かされることになります。

今後はビットコインの価格も重要ですが、ビットコイン・マイニングにも注目しておく必要があるでしょう。