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米銀行大手のモルガン・スタンレー、ビットコインのデリバティブ商品の開発を計画中

アメリカ大手の投資銀行であるモルガン・スタンレーは13日に、ビットコインのデリバティブ(金融派生)商品の提供を計画していることが分かりました。ブルームバーグが報道しています

モルガン・スタンレー、ビットコイン先物に基づくデリバティブ商品を提供予定か

アメリカ大手の投資銀行であるモルガン・スタンレーが、ビットコインの価格に連動したデリバティブ商品の提供を計画していることを匿名の情報筋が伝えたとしています。

デリバティブ商品とは、基礎となる金融商品(原資産)の変数値(市場価値あるいは指標)によって、相対的にその価値が定められるような金融商品をいう。
参考:wikipedia

モルガン・スタンレーが提供予定としている商品は、価格リターンスワップと呼ばれ、ビットコインの先物価格に連動しています。投資家たちはロングとショートポジションを選択することができますが、同社は各取引によってスプレッドを請求し手数料を取るという。現段階ではビットコイン現物の取引は計画していないようです。

すでに同銀行は技術的にビットコインスワップ取引を提供する準備は整っており、あとは顧客である機関投資家からの要望の確証や内部承認プロセスが完了次第、商品の提供に移行することができるとしています。
価格変動が大きい仮想通貨市場で、ビットコインスワップ取引によって相場変動を回避したり効率的な運用をすることが可能になります。スワップ取引とは、等価のキャッシュフローを交換する取引のことです。ビットコインの現物価格に対して反対の先物価格を同額で取引することで、機関投資家のリスクヘッジに活用されることが考えられます。

モルガン・スタンレーCEO(最高経営責任者)のジェームス・ゴーマン氏は今年初めに「我々が顧客にモルガン・スタンレーを通じて直接的に仮想通貨を売買することを許可しない」と述べましたが、その後デジタル資産に関連する様々なデリバティブをサポートするトレーディングデスクを構築することを発表しています。

同銀行は、6月にスイスの投資銀行であるCredit Suisse Groupからデジタル資産市場に精通しているAndrew Peel(アンドリュー・ピール)氏を責任者として雇い入れています。

多くの銀行はビットコインを組み入れたデリバティブ商品開発に注力

今回報道されたモルガンスタンレーのデリバティブ商品の開発以外にも、ビットコインのデリバティブ商品開発は少しずつですが増えてきています。
CoinPostの報道によると、先週にはアメリカのシティグループが新たな仮想通貨デリバティブ商品として「デジタル資産証券(Digital Asset Receipts)」と呼ばれる金融商品を開発中であることが報道され、同じくアメリカの投資銀行大手のゴールドマンサックスもビットコインのデリバティブ商品の開発に向けて準備を進めているとしています。
さらにインターコンチネンタル・エクスチェンジはビットコインの現物によって決済されるビットコイン先物商品の提供を発表しています。

ビットコイン先物取引は、アメリカの規制当局である米商品先物取引委員会の承認によって開発された金融商品であり、それによって機関投資家たちは現物を所有しなくとも、ビットコインの価格変動がもたらす運用益を享受することが可能となっています。
デリバティブ商品は、投資銀行にとっても大きな収入源であり、今後は機関投資家たちの仮想通貨市場への参入も増えていくことが考えられます。機関投資家によって大きな資金が流入し仮想通貨市場が活発になることは、仮想通貨市場が低迷しているなかで良い起爆剤となることが期待されています。