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台湾の病院、ブロックチェーンで医療記録の改善に

 

導入

 

台北医学大学病院は、医療記録の利用を更に改善するために、ブロックチェーンプラットフォームの運用を開始したことを発表しました。

 

台北医学病院は、1976年の設立後、2017年にはJCI認証(Joint Commission International : 国際基準の医療の質、患者の安全を担保した医療施設であることを認定される)を受けた医療機関です。

736の病床と28の診療科目及び39の専門分科を擁するまでに拡大し、充実した医療サービスを提供しています。

同病院の使命は、卓越した教育・革新的な化学研究を通じて、医療サービスの水準を向上させることであり、健康管理センターなどの10の特殊センターと連携しています。

 

 台湾の医療事情

 

台湾では、日本と同等レベルでの社会保険制度が整備され、非常に充実した医療サービスが供給されています。

一方で、台湾では全住民の医療用データが電子化されており、それぞれの医療機関の機能によって分類された、センター病院を中心にした階層的な医療供給体制が構築されています(階層的医療政策)。

このようにシステマチックに構成された医療機関による診療の効率性を高めるために、ブロックチェーンでの医療記録を導入してみようということになっています。

 

医療ブロックチェーンプラットフォーム

目的は?

 

医療記録へのブロックチェーンプラットフォームの導入の目的は、政府によるトップダウンの階層的医療政策の支援、患者紹介サービスの改善、そして個別の医療ネットワークの統合により人々が医療記録に簡単にアクセスすることができるようにすることです。

患者はパスワードで保護されたモバイルアプリにログインすることで、自分の記録が必要なとき取得と要請をすることができます。

 

将来的な活用方法

 

100以上の医療機関がかかわるこのプロジェクトでは、このブロックチェーン技術を活用することで、例えば医療機関の患者向けポータルサイトの間での正確データ転送といった、医療における問題に対処するなどの活用方法が期待されています。

プラットフォームを通じて、患者は「高解像度の医療用画像、検査結果、及び診療や健康診断の情報といった自分の医療記録に」すべてに自己判断でアクセスすることができます。

セキュリティ面にも

 

院長の陳瑞杰は、「ブロックチェーン技術は、電子医療記録を、様々な病院や医療機関の健康データとを結びつけるだけでなく、何らかのデータ転送が行われる前に患者自身のアクセス許可を必要とすることによる、セキュリティ機能も組み込んでいる点が素晴らしい」と語っています。

 まさに、ブロックチェーンの改ざん耐性とデータの連結性、暗号化によるセキュリティが、台湾政府が主導する階層的医療政策のシステマチックな医療供給体制にマッチしており、電子化された医療用データを活用した医療の効率性をさらに上げることができるのです。

まとめ

 

政府による階層的医療政策の下、患者紹介における医療用画像のアクセス制限の権限を患者自身に委ね、効率的に病状の診断と関連する医療機関を紹介してもらうことができるようになります。

医療分野におけるブロックチェーンの活用は、2017年に開催された世界最大のヘルスケアIT会議「HIMSS(Healthcare Information and Management Systems Society)」で、人工知能、ビックデータ、Iotに並ぶ将来性のある用途として注目されるに至りました。

遺伝子情報などの機密情報の権限付きのやり取り、ビックデータによる分析、薬品データなどのサプライチェーンの追跡など、今後、医療におけるブロックチェーンの活用はさらに注目されるでしょう。