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9つビットコインETF、全て非承認へ

9つビットコインETF、全て非承認へ

仮想通貨市場にまた悲しいニュースが飛び込んできました。アメリカの証券取引委員会(Securities and Exchange Surveillance Commission)通称SECは、昨日23日に申請されていたビットコインのETFの9つを全て非承認したことが明らかになりました。

先月も米SECにより、仮想通貨長者で有名なウィンクルボス兄弟が申請したビットコインETFが非承認されました。

今回、非承認になった理由は、ウィンクルボス兄弟が申請したビットコインETFと同じであり、大きく2つの理由があります。

・相場の操縦に対する対策ができていないこと

・投資家保護が不十分であること

の二点が挙げられました。

相場の操縦に対する対策とは

「市場の操縦に対する対策ができていないこと」とは、多額の資金を保有した団体や、機関、国家などが介入し市場の操作を行う可能性があります。不正に価格を操作されている可能性をいまだに完全に否めないのが現状です。ビットコインをはじめとした仮想通貨などは価格の上下する際に、ほとんどの場合においてなんらかの情報が背景にあります。例えば、「中国が仮想通貨を規制」や「ビットコインETFが非承認」などのニュースが仮想通貨の価格を左右しているといっても過言ではありません。

しかしながら、一部例外があります。それは市場の操縦を行おうとする人たちの介入です。中には、多額の資金を用いて市場を操ろうとする人たちがいます。機関投資家などがいい例ですね。彼らは市場に大量の買い注文や売り注文を出すことにより、市場を煽り、価格を吊り上げたり、下落させることによって、結果利益を出すことを目的としています。そのため、彼らの煽りを受け、被害を受ける投資家も少なくありません。そういった懸念がまだあるため、「相場の操縦に対する対策が不十分」と結論付けたのです。

投資家の保護とは

「投資家の保護が不十分である」米SECはビットコインETFを非承認した理由としてこのことも挙げました。現在、ビットコインを売買できる取引所は100を超えています。しかしながら、未だに多くの取引所で仮想通貨の投資家の保護が不十分であるとされています。

セキュリティの面が1つの課題でもあります。日本でもありましたが、仮想通貨取引所のサーバーにクラックし、顧客の資産である仮想通貨を奪う事案が増えています。日本では今年2月に起きたcoincheckによるNEM580億円分流出事件が記憶に新しいですね。未だに犯人は捕まっていません。このような事案は日本だけではなく世界中のあらゆる取引所で問題になっています。

また、顧客の資産である仮想通貨を取引所が勝手に使用するというケースも中ではあるというのです。日本の大手仮想通貨取引所であるcoincheckがハッキングされ、NEMが580億円分流出した際には、coincheckが全額補填したため、比較的大きな騒ぎにはなりませんでしたが、海外の取引所では「補填することはできない」と言い切り、全く顧客に対し補填を行わない取引所もあったため、顧客の保護が不十分だと言われているのです。

市場への影響は?

今回、この決定を受け市場への影響はどのように及ぼしたのでしょうか。結果から申し上げると、大した影響はありませんでした。7月にウィンクルボス兄弟が申請したビットコインETFが非承認された時にはビットコインは値下げしてしまいました。しかし、今回は市場がETFを承認されるとは思っていなかったことが大きな要因です。

今回、このビットコインETFの決定が行われる前に、ある仮想通貨のニュースサイトが事前にアンケートを取った結果、60%以上の人が「仮想通貨ビットコインETFは米SECによって非承認になる」に投票しました。「承認される」と答えた人はわずか22%という低さで、このアンケート1つとっても、いかに市場全体がビットコインETFに対して期待をしていないかがわかります。つまり、今回のビットコインETFの非承認は折り込み済みだったというわけなのです。

ビットコイン自体に問題はない

今回、米SECはビットコインETFの9つ全てを非承認にしました。市場からは、「ビットコイン自体に問題があるのではないか?」といった声や、「ビットコインなどの仮想通貨ではもうETFをすることは難しいのではないか」という声が挙がりました。

しかしながら、米SECは

「今回のビットコインに関するETFは全て非承認にした。だがしかし、それは現状のビットコインETFでは、顧客の資産が守れないこと、相場の操縦に対する対応策ができていないことが問題点であり、ビットコイン自体に問題があるわけではない」

と公式に発表しました。このことから、今後、ビットコインETFが認可されないという可能性は非常に低くなりました。今後、新しいビットコインETFが出てくるかもしれませんね。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。今回は、米SECの下で申請中だったビットコインETF9件が全て非承認になったニュースをお届けしてきました。ビットコインETFは却下されてしまいましたが、米SECの発言等からまだ今後承認される可能性があることがわかりました。今後、どのような展開を見せるかわかりませんが、今後に注目が集まりますね。