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100億円集めたICO COMSAが日本での事業展開を事実上失敗に終わる

ICO価格では約100円だったCOMSAが今では20円まで下がっています。
ここまで下がったことは色々と原因がありますが、COMSAのプロジェクトを運営しているテックビューロが進捗を発表しました。

放置状態であったCOMSAの進捗を発表

これまでザイフ取引所では時計も販売したり、ザイフ取引所の使い勝手は非常に悪いなど、悪い評判が目立つテックビューロですが、そのテックビューロがCOMSAの進捗とロードマップを公開しています。

しかしこの進捗発表は芳しいものではなかったため、COMSA価格はとうとう20円を切るところにまで暴落しています。

COMSAは一時的に500円近くまで高騰した仮想通貨であるため、理論上の話で行くと、500円で購入した人が今も持ち続けていた場合、95%以上の損失を出していることになります。

COMSAにとって現在の国内ICO市場は絶望的

COMSAに限った話ではありませんが、現在の日本は仮想通貨に対する規制を続けており特にICOに対する規制が非常に強くなっています。

そのため元々ICO市場をターゲットとしていたCOMSAにとって、現在の国内ICO市場は絶望的になっています。

絶望的どころか、そもそも公開ICOを行っているプロジェクトがひとつもないため、少なくとも現時点でCOMSAがまともなプロジェクトだったとしても、ICOがなければ存在意義がありません。

そのことから徐々にCOMSAを購入する人が減っていき、逆に売る人が増えていく状況になっています。

当時は100億円集めたICOとして国内ではとても話題になりましたが、最も簡単に100億円を集めることができたことに酔ってしまったのか、COMSAは当時計画されていたキャンプファイヤーとの連携もなくなり、予定していたICOもすべてなくなり、ザイフでの不具合でさらにテックビューロの評価が下がり、COMSAどころかザイフを運営しているテックビューロにとって最悪の状況です。

ICO協議会の活動も休止

COMSAサービスの運営のために設立していたICO協議会の活動も全て休止、一時解散しています。

つまり事実上日本でのCOMSAの活動が出来なくなったということであり、日本市場から撤退ということになります。日本市場から撤退するだけであれば特に問題はありませんが、何よりまずいのがCOMSAが一切成果をあげていないことであり、途中経過すらありません。ICOから10ヶ月経った今でも全て白紙の状態です。

確実に金融庁には目を付けられていますが少なくとも現在は合法であるため、各種機関も変に手を出せないという状況なのでしょう。

進捗発表とともにロードマップも公開

テックビューロは、この進捗発表のとは別でロードマップも公開しています。ロードマップでは海外でCOMSAの事業を継続することを発表しており、COMSA COREとCOMSA HUBといったソフトウェアの開発を手掛ける予定になっています。

COMSA CORE

COMSA COREは異なるブロックチェーン間でのトークンのペッグの制御の価値をトークン化して、流通総量をコントロールするソフトウェアです。予定では2018年冬にテスト版をリリースして、来年夏に正式版をリリースする予定となっていますが、間違いなく先延ばしになるでしょう。

COMSA HUB

COMSA HUBは、パブリックブロックチェーン上のマスターアカウントと非公開のプライベートアカウントとの間で、トークン残高をコントロールするソフトウェアです。こちらはプロダクトはCOMSA COREよりも遅く、2019年春にテスト版をリリースして、2019年冬に正式版をリリースする予定となっています。

ロードマップを作っただけの可能性も捨てきれない

テックビューロのロードマップを見てみると分かりますが、非常に質素なものとなっています。それこそ素人でも1時間あれば作れてしまうような内容であり、とても信憑性がありません。

総合的な評価で言うと、ない方がマシというぐらいの出来のロードマップです。
おそらくテックビューロが少しでも投資家を逃さないために打った守りの姿勢であり、今後リリース延期を繰り返すに違いありません。

そう言い切ったのも理由があり、当時すでに計画され発表されていた ICOも全て実行できなかった運営が、しっかりとしたプロジェクトを成し遂げる能力があるとは思えません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

辛口の評価に思うかもしれませんが、これがCOMSAの現状です。そしてこれがこれまでテックビューロがやってきたことです。

やりたいことやロードマップを発表するだけであれば誰でもできます。いわゆるポエムのようなものです。

例えば皆さんに100万円を差し上げるので私に投票してください、というAさんがいたとします。
そのことを聞いた一般人が、Aさんにたくさん投票するかもしれませんが、いざ蓋を開けてみると、予算不足で差し上げることはできませんでしたと言われても文句をいうしかありません。

当然先ほどの例は法律に反するので刑事罰を受けることになりますが、中には法律の穴をついて似たようなことをしてくるところも出てくるはずです。

ですので何かに投資する時は、必ず運営元の詳細や運営がどこと繋がっているかを調べるようにしてください。