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企業が続々とIBMと提携。進むブロックチェーン技術の活用

仮想通貨市場の動向が気になるその裏で各国の企業がブロックチェーン導入を目指しIBMと提携し着々と進んでいます。ブロックチェーンが各業種にどのような変革をもたらすのか注目が集まっています。

ブロックチェーンに注目したIBM

コンピューター関連の開発、サービスやコンサルティング、製品提供で有名なIBMですがビットコインと共に世に広まったブロックチェーンの技術にいち早く注目し今ではその技術を応用して様々な企業と提携しさらなる開発と普及を目指しています。IBMはブロックチェーンの改ざんできないデータの安全性や信頼性がコスト削減などIoT(モノのインターネット)の問題点を解決できるとしブロックチェーンを取り入れることでIBMが理想とするIoTの未来へと進んでいこうとしているようです。

※IoTとはスマホに限らず自動車やペット、道路、自然などあらゆるモノがインターネットに繋げコントロールしたりすることで今より快適な生活を目指そうと言う取組みで2020年には3兆円の市場規模になるとも言われています。

CNHインダストリアルが提携

今月28日に世界大手のイギリスを拠点とする建設機械・商用車のメーカーCNHインダストリアルがIBMと提携しブロックチェーン技術導入の合意をしたとプレスリリースで発表しました。CNHインダストリアルはトラックや農業用機械の製造、販売や顧客への金融サービスなど手掛けている会社で国際企業12社を所有しています。

プレスリリースによると詳細は不明ですが「部品とサービス事業のサプライチェーンと在庫管理の向上に向けてのようで顧客により一層すばらしいサービスの提供ができるだろう」と述べ「今まで通りIBMと自社のITインフラの運用を継続しつつIBMのプライベートクラウドプラットフォームを利用したクラウドの導入に転換を図るつもりだ。」と説明しています。

サウジアラビアも政府のブロックチェーン導入を目指し提携

今月サウジアラビアのリヤド・ミュニシパリティ社がブロックチェーン上で政府のサービスなどの効率化へ向けてIBMと提携し共同開発することを発表しました。

これは政府が進める「サウジビジョン2030」の計画の一環として市民サービスの質の向上と優れた技術のサービスへの統合に取り組むものとする政府公式の決定に従ったものです。サウジビジョン2030はインフラや医療、観光、製造業などの開発を目標とする今までの石油産業の依存を脱却するためとしています。リヤド社やIBMはブロックチェーンを使いどのサービスを向上するかワークショップも予定していてIBMも地方自治体レベルでのブロックチェーンソリューションの開発を進めるとの事です。サウジアラビア政府とIBMによる国民や企業、訪問者に対するサービスの提供の改革に各国の注目も集まっています。

さらにはIBMはオーストラリア政府とも818億円にも及ぶ5年契約に署名しブロックチェーン、オートメーション、AIなどの技術をオーストラリア政府機関に提供する合意もしています。

食品、宝石、保険会社も提携

IBMは様々な業種とも提携しています。ウォルマートなど10社がIBMと提携しサプライチェーン上で食品を追跡できるブロックチェーンの開発に着手しました。不手際が起こった際の食品の回収を素早くするためや各食品のリアルタイムの肯定も追跡できるとし顧客リスクを最低限に抑える事を目指しています。

保険会社の大手マーシュは保険証明書に商業用ブロックチェーンソリューションを導入する事を4月に発表しました。複雑な保険契約のプロセスを透明化し業務の効率化、補償の確実性を高め顧客により良いサービスの提供を目指しているとの事です。

さらには宝石や貴金属の会社による団体とIBMが提携し鉱山など原料から市場に流通するまでをブロックチェーンで追跡するシステムを計画するとの事です。宝石などの追跡や認証を行う事でより透明性を持たせる事ができます。これにより顧客は偽物を買う事を防いだり、適正な価格で購入する事が可能になります。年末までのサービス提供を目指すようです。

IBMによるステーブルコインの発行

提携だけに留まらずコインの発行もしています。IBMは今までステラ(XLM)と言う通貨に注目していてステラをブリッジに法定通貨の交換をしていましたが法定通貨のレート変動やステラ自体のボラティリティに悩まされていたとしてボラティリティを小さくする狙いとしてステーブルコイン(安定通貨)を発行しました。「ストロングホールドUSD」と言う名称で米ドルと1対1で連動しステラのブロックチェーンネットワークを使っているとの事で17日から試験的に発行しています。

他にも銀行などが参加している「バタビア」と言われるブロックチェーン技術を使った貿易金融プラットフォームでライブパイロット取引を行っています。製品のサプライチェーン上の取引を管理、追跡でき貿易契約を結ぶスマートコントラクトの実行を目指しています。さらには大企業だけでなく小企業向けのIBMブロックチェーンのプランも発表しています。

さいごに

仮想通貨と一緒に注目されたブロックチェーンですが様々な分野での応用が進んでいます。これからもどんどん進み身近になっていつのまにか使っているなんて事もあるかもしれません。今後どこまで様々なモノがネットで管理され労力や余計なストレスが無くなり、より便利な時代となっていくのか楽しみです。