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日本仮想通交換業協会、仮想通貨取引のレバレッジ上限を4倍へ

日本仮想通交換業協会、仮想通貨取引のレバレッジ上限を4倍へ

今年4月に仮想通貨の交換取引所で構成された一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が今月開いた勉強会にて、仮想通貨取引におけるレバレッジの上限を4倍にすることに決定したという報告がありました。国内では、老舗大手の交換所であるbitFlyerが最大15倍のレバレッジをかけることができます。しかしながら、今回のこの決定により、bitFlyerをはじめとした各取引所はレバレッジを最大4倍にしていくということです。今回、このレバレッジを最大4倍とした目的は、「顧客の資産保護」を目的としたものであり、過度なレバレッジにより、資産の損失を抑制する狙いがあります。

bitFlyerは先月、金融庁から業務改善命令が受けたこともあり、JVCEAを脱退していました。そのため、今回の会議には参加していませんでした。そのため、今回の決定において最大レバレッジを誇るbitFlyerが来月再びJVCEAに加入する見込みとのことで、bitFlyerの合意を得たうえで進めていく方針だということです。

今回のこのレバレッジのルールは、あくまでも自主規定であるため、法的効力はないが、JVCEAに加入している取引所は今後一年を目処に、徐々にレバレッジを下げていく方針だそうです。

この決定に懸念される声も多い

今回、このJVCEAが下したレバレッジ最大4倍の決定を疑問視、懸念する声が目立ちます。というものも、現在は仮想通貨において一時期のような勢いがありません。つまり、取引量が低下しています。そのことに加え、仮想通貨の大きな魅力でもあった、「高いレバレッジを活用しての運用」ができなくなるのです。

為替FXの国内最大レバッジは25倍ということもあるため、そちらに投資家が流れてしまい、流通量が低下するのではないかという懸念もあるのです。仮想通貨FXはかなり参入が容易なため、投資をほとんどやったことのない人でもかなり簡単に取引を始められることも魅力の一つでした。

従来の為替FXでは、「資産が〇〇万円以上」や「取引年数〇〇年以上」など始める際にこのような縛りがあるケースが多いです。そのため、投資をしたことがない人が一攫千金を夢見て為替FXに参入することは難しかったのです。そこで登場したのが、仮想通貨とそれに付随するFXです。仮想通貨は株式に比べ、遥かに流動性が高く、短期間でハイリターンを見込める商材です。その上、仮想通貨をFXで取引するとなると、かなりのハイリターンが見込めるというわけなのです。仮想通貨FXはほとんどの取引所で対応しており、誰にでも簡単に登録することができます。為替FXのように資産額や経験年数などは全く必要ありません。免許書一枚さえあれば誰でも簡単に登録できるのです。

リスクは当然大きいですが、ハイリターンが見込める仮想通貨FXは誰にでも簡単に手を出すことができました。極端な話、1万円しか資産がなくてもその1万円で25倍のレバレッジをかけて取引をすることができたのです。しかしながら、今回のこの決定により、将来的にレバレッジが制限されてしまうことになりました。

仮想通貨FXの今後

今回、日本国内の取引所の多くが加盟しているJVCEAが下したレバレッジ最大4倍の決定により、仮想通貨FXはどうなるのでしょうか。

現状仮想通貨FXの最大倍率はbitFlyerの25倍です。しかしながら、この最大倍率は国内に限った話です。近年、海外の取引所も日本へ進出しているのです。BitMEXという取引所が海外の取引所の中では日本人ユーザーが多いと有名です。日本人が国内の取引所ではなく、海外の取引所を使う最大の理由は「レバレッジの高さ」にあります。このBitMEXという取引所ではなんと最大100倍のレバレッジをかけて取引をすることができるのです。また、このBitMEXは追証がないため、破産のリスクも比較的少ないのも特徴の一つであり、人気の最大の理由でもあります。

そんなBitMEXを筆頭とした海外の取引所が乗り込んでくることが、今後の仮想通貨FX業界だと思われます。JVCEAがレバレッジ規制をかけた事により、これまで高いレバレッジ設定で資産運用していたユーザーが行くところは海外の取引所になります。そこに需要があると感じた他の取引所がさらに日本に進出・・・という感じになって行くのではないでしょうか。

しかしながら、そこで懸念されるのが「海外だから怖い」という理由です。日本の取引所なら安心して使えるけど、海外の取引所はなんか怖いという人たちが必ず出てくると思います。そういった人たちに対しどのように対応して行くのかが一つの鍵となりそうです。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。今回は一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が来年度に向け、仮想通貨のレバレッジを最大4倍にして行く方向であるというニュースをお伝えしました。この報道に対し、市場の反応は芳しくなく、仮想通貨の価格は微減しています。

「顧客保護」という目的は確かに理解できます。しかしながら、現在投機の手段としての役割が強い仮想通貨に対しユーザーはあまり良い反応を示さないと思います。仮想通貨の魅力である流動性と、FXのレバの掛けやすさからくるハイリターンを夢にみてるユーザーは少なくないからです。

本格的に最大レバ4倍にするのは、来年度以降との事ですが、今後の動向に注目が集まります。