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リバプールがブロックチェーンを用いて環境都市へ

リバプールがブロックチェーンを用いて環境都市へ

あのサッカーで有名なイギリスにある都市リバプールがブロックチェーンを用いて環境都市を目指すという正式な発表が今月にありました。リバプールの市議会は、気候に及ぼす影響の110%相殺という大きな目標を掲げ、ポセイドン財団と契約を結びました

「ブロックチェーンを活用した画期的なプラットフォームをリバプールの日常業務に統合し、ポセイドンの技術により、重要な森林保全プロジェクトを透明に支援することであらゆる製品・サービスの炭素の影響が相殺され、個人、組織、政府は日々の活動で生み出す気候変動への影響を取り消すことができる」

とリバプール市は述べており、2020年末までにリバプールを世界初のクライメット・ポジティブ都市(世界の都市が連携して温室効果ガスの排出削減に取り組むネットワーク)になるべく行動を開始したそうです。この世界初のクライメット・ポジディブ都市とは、リバプール市ででた温室効果ガスを100%相殺することを指しており、温室効果ガスを全く排出しない都市のことを指しています。

実は東京もクライメット・ポジティブ開発プログラムに参加しており、今回のリバプール市の取り組みを注意深く観察していることでしょう。

このような取り組みはスウェーデンでも

スウェーデンの保全生物学者であるギヨーム・シャプロンやIBMでウォルマートのプログラムの開発に協力したヴァイスプレジデントのブリジッド・マクダーモット氏は次のように述べています。

「ブロックチェーンはこの星を救うことができる」

「食品は全体の3分の1が廃棄されている。この廃棄の多くは、サプライチェーンのどこかに食料の不適切な扱い、輸送、保管などがあり、食品がダメになってしまうのが原因」

「ブロックチェーンによる流通管理はこうした食料廃棄等の無駄をなくすことにもつながる」

マクダーモット氏はこのようにブロックチェーンを高く評価しており、ブロックチェーンはこの星を救うことさえ可能であると述べています。

環境汚染や、こういった食料廃棄が今日も無くならないのは、「責任の所在が不明だから」なのです。経済活動を行う上で、利益というものを常に追求していくのは当然のことです。先にあげた、食料廃棄の例で言えば、購入する消費者がいる限り食料の生産は止まることはありません。この場合、作る側はロスになるとわかっていても作り続けるのです。生産を支持する側も、流通をする人、小売店で販売する人もロスになるとわかっていても運び、売り続けてしまうのが現状です。

このように責任の所在が不明だから起こってしまう事も、ブロックチェーンであれば、関わった人全ての名前や情報を付加することができますので、マクダーモット氏は「ブロックチェーンはこの星を救うことができる」と述べているのでしょう。

ブロックチェーンの問題点

ブロックチェーンには関わった人の情報を全て記録できるというメリットがあります。これは。今までの電子証明書ではできなかった技術です。電子証明書は、送信者側のみの情報を付加することはできますが、受信者やその仲介人の情報を付加することはできません。しかしながら、ブロックチェーンの技術を用いれば、全ての情報を付加することができるのです。しかし、このように利便性が高いブロックチェーンにも問題点はあります。

いくつか問題点はありますが、今回最も懸念されるべきものは、「改ざん」です。改ざんの中でも、ブロックチェーンに記録される前の改ざんが最も起こり得るでしょう。ブロックチェーンに記録される前の改ざんはどうあがいても防ぎようがありません。もし、改竄されたままブロックチェーンに記録されてしまっても、すぐに気づくことはできません。ハッシュ値なるものを確認しなければ、気づくことさえできないのです。

そのため、改ざんの発覚、対処が遅れてしまうことが起こり得るのです。こういった面での問題点は今後の課題となることでしょう。しかしながら、人工知能とブロックチェーンを組み合わせることによってこの問題は解決する可能性もあるのです。ブロックチェーンに記録される前後をAIで監視し、不正なもの、疑わしいものがあれば報告をあげるような仕組みにすれば解決することができるため、今後の技術力の発展で解決していくことでしょう。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。今回、イギリスのリバプールがブロックチェーンを用いて環境都市になることを表明したニュースをお届けしてきました。仮想通貨でしか用いられなかったブロックチェーンが現在では様々な分野にて活躍していますね。今回のこのニュースは、ブロックチェーンの応用であり、今後の情報社会の次のステージに踏み出すための鍵になることは間違いないでしょう。このリバプールの取り組みは全世界で注目を集めており、東京も今回の動きを注意深く観察しています。もしかしたら将来的には、全ての都市がブロックチェーンで管理されるような時代がくるかもしれませんね。