なるほど!をお届けする仮想通貨情報メディア

  • BTCBTC

    410,569円

  • ETHETH

    13,683円

  • ETCETC

    490.69円

  • LTCLTC

    3,591.8円

  • BCHBCH

    14,390円

  • XRPXRP

    36.327円

  • LSKLSK

    0.0000円

  • XEMXEM

    6.3792円

分散型取引所Bancorがハッキング 13億円以上が盗まれる

ICOを開始してわずか3時間で、150万ドル相当のイーサリアムを調達したBancor取引所ですが、つい先日Bancorがハッキングの被害にあったと報告しました。

分散型取引所では初のハッキング被害

これまでもさまざまの取引所がハッキング被害にあっていますが、それら取引所はすべて中央集権型の取引所でした。
しかし今回狙われたのは分散型取引所であり、初めて分散型取引所でもハッキング被害が出てきてしまいました。

盗まれた仮想通貨

ハッキングにより盗まれた仮想通貨は、

  • 2万5000ETH(イーサリアム):時価13億円
  • 2億3000万NPXS(PundiX):時価1億円
  • 320万BNT(Bancor Token):9億円※凍結済み

が盗まれました。

盗まれた仮想通貨のうち、Bancor Tokenを凍結することができたものの、他の仮想通貨は凍結することができず、ハッカーから取り戻すことはできなくなったと思われます。

分散型取引所だからセキュリティに強いと言えない状況になった

これまで、分散型取引所はセキュリティに強いという印象がついていました。

しかし今回のハッキング事件から、悠長にそのようなことを言える状況ではなくなりました。ですので、分散型取引所でもハッキングされる可能性について認識を改める必要があります。

そのため、長期間仮想通貨資産を動かさない場合は、各自保有しているウォレットに送金して管理することをおすすめします。

IDEXなども狙われる可能性

Bancorがハッキング被害にあったことで、他の分散型取引所も狙われる可能性が出てきています。

IDEXやCrypto Bridgeなど、需要と流動性がある分散型取引所が次に狙われる可能性があります。なので、取引する時以外は取引所に入金しない方が安全です。

盗まれた仮想通貨はChangellyで洗浄される

Bancor取引所から盗んだ仮想通貨は、ハッカーが持つウォレットや取引所にアカウントに直接送金されておらず、Changellyと呼ばれる仮想通貨交換サービスを使って資金洗浄されています。

Changellyでは、資金の移動先が分からないようにできる匿名通貨も取り扱っているため、その匿名通貨などに交換して資金洗浄を行っているのでしょう。

Changellyとは

ここで、Changellyを知らない人のために少しおさらいしておくと、Changellyは取引上利用しなくても仮想通貨を別の仮想通貨に交換することができるサービスです。

このサービスを使うと、取引所では不可能な通貨ペアでの交換が行えたり、海外取引所を一切利用せずに、海外取引所でしか扱っていない仮想通貨をビットコインなどの国内取引所で扱っている仮想通貨に交換することもできます。

間接的にビットコイン相場にも影響

ここ数日は、いい調子で価格が上がり続けていたビットコインですが、ハッキング被害などもあったことからか、価格をじりじりと下げ始めています
それに合わせてアルトコインも価格を大きく下げ始めています。

coinparkでもハッキングの疑いが

取引マイニングができる取引所、coinparkもハッキングされたのではないかという疑惑が出てきています。

具体的な事はまだ公表されていませんが、coinpark利用者によると、アカウントの口座残高が急に数十倍になっていたり、数万円相当のビットコインしか入金していないにも関わらず、アカウント口座には2000BTC以上保有していると表示されているなど、おかしな症状が出始めていており、現在はメンテナンス中になっています。

技術革新が進む中、ハッカーの技術力も上がっている

仮想通貨やブロックチェーン技術が少しずつして進歩していっていますが、それはハッカーにとっても同じで、ハッカーも新しい技術を身につけて、取引所ハッキングしようと試みています。

仮想通貨取引所狙うことは、銀行強盗を行うよりも安全で効率的であり、資金洗浄も容易であるため、非常に狙われやすい対象になっています。

ハッキングされないためにも、仮想通貨取引所側は対策をしているはずですが、それでもハッカーは狙ってくるため、今後もハッキング被害の報告が出てくると思われます。

盗まれた仮想通貨への考察

今回Bancorから仮想通貨を盗んだハッカーは、イーサリアムやPundiXばかりを盗んでいます。

おそらくこれは意図的にこれらの通貨を狙ったと思われ、特にPundiXが本命なのではないかと思われます。
PundiXは、世界中にPOSレジを普及させて、仮想通貨による決済システムを普及させようとしていて、非常に注目度が高いです。

少し前にもcoinbeneがハッキングされており、その時もPundiXが盗まれています。
ハッカーが盗んだ仮想通貨を全て売却してるかはわかりませんが、狙われるということは、期待値が高いということでもあります。

イーサリアムはハッキングの度に盗まれることがあり一概には言えませんが、PundiXなどハッキングでよく盗まれている仮想通貨の将来性には、注目した方がいいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は取引所ハッキングに関することでしたが、他人事で済ませられる内容ではありません。

2018年1月には、当時国内取引所需要1位を誇っていたコインチェックがハッキングされていて、400億円以上が流出しています。
400億円と言うと、スカイツリーをひとつ立ててもお釣りが返ってくるレベルの金額です。

ですので、毎日取引をしないのであれば、取引しない日は自身が保有するウォレットに送金して、資金を守ることをおすすめします。