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仮想通貨市場全体の90%のシェアを誇っていた人民元シェアがとうとう1%に

中国の中央銀行が発表した情報によると、人民元を使ったビットコインの取引が世界全体の1%未満まで減少したと発表しています。

中国は、2017年に仮想通貨に関する厳しい規制を設けてきており、そのことが大きく影響しています。

去年までは中国マネーが大量に流入していた

2017年に中国仮想通貨規制に本腰を入れる前は、人民元による仮想通貨取引が、世界全体の90%のシェアを誇っていました。
そのため、事実上中国が仮想通貨の価格を動かしていた状態であり、中国のニュースひとつで仮想通貨の価格が大きく変動していました。

事の発端は2017年9月に突然起こった

 

2017年までは中国の人民元を使った仮想通貨取引が90%以上を維持していましたが、2017年9月に入ってから中国当局が仮想通貨に対する規制のことを発表し、価格が大きく暴落しました。

この時、一気に30%以上も価格が暴落したため、仮想通貨が終わったなどとも言われていました。

取引所閉鎖騒動

まずはじめに2017年9月に大きな暴落の引き金となった要因は、中国の取引所が次々と閉鎖することでした。
当時、中国の仮想通貨取引所として有名だったBTCCやOKコイン、OKEx、Huobiなど、中国の拠点を持つ仮想通貨取引所が一斉に閉鎖に追い込まれる状況になっていました。

このことにより、取引所が閉鎖される前に仮想通貨を人民元に換金するために、多くの中国投資家が仮想通貨を売却した影響で、大きな暴落が起こりました。

この時は、世界中で新規参入者が多かったため、すぐに価格は戻って行きましたか、それでも世界に非常に大きなインパクトを与えました。

ICO禁止

中国当局が規制を行ったのは、取引所だけではありません。
仮想通貨を使った資金調達であるICOへの参加や実施も規制されるようになりました。

このICO禁止は妥当な判断であり、当時中国ではICOを行った詐欺が非常に多かったため、いつか行われるだろうと当時は考えられていました。

中国マネーが海外に流出することを恐れた動き

おそらく中国当局が一番問題視していたことであり、仮想通貨を使えば簡単に海外に資金を移動させることができるため、そのことを恐れた中国当局が、これ以上海外に仮想通貨を使って人民元が流出しないようにしたかったことも考えられています。

現在の中国のインターネットでは、仮想通貨やブロックチェーンに関することが一切存在していないのではないかというくらい、中国当局による情報規制が行われています。

中国に拠点をおいていた取引所は海外へ

中国の香港以外に拠点を置いていた中国取引所は、例外なく取引所閉鎖に追い込まれました。
しかし、あくまで中国に拠点を置いておくことが問題であり、取引所規制が発表されてから、拠点を移動させた取引所もいくつかありました。

有名な仮想通貨取引所ですと、OKExやHuobiなどが拠点を香港に移して営業を継続させています。
香港も当然中国国内ですが、香港は中国の特別行政区に指定されていて、中国当局が行っている社会主義の制度と政策を実施しない区域に定められています。

なぜこうなっているのかについては、イギリスの植民地時代からの歴史を追っていく必要がありますが、ここでは割愛します。

バイナンスやOKExは香港を経てマルタへ

香港は中国当局の規制の影響を受けないと説明しましたが、実は香港が仮想通貨に対する規制を設けようとしています。
そのことを危惧して、バイナンスやOKExなどの一部の取引所は、タックスヘイブンと呼ばれるマルタ共和国に拠点を移動させています。

規制から逃れるために新しい移動先に選んだマルタ共和国は、仮想通貨やブロックチェーン関連企業を歓迎していて、相当なことがない限りここから拠点を移すことはないでしょう。

OKコインなど完全閉鎖した取引所も多い

一部の仮想通貨取引所は、香港に拠点を移動させたりマルタ共和国に移動させたりして営業を継続していますが、OKコインなど完全閉鎖した取引所もあります。

そのため、全ての取引所がOKExのように拠点を移動させて運営を継続させているのではなく、拠点を移動させる資金力のない数多くの取引所は閉鎖しています。

人民元が再流入するのであれば仮想通貨市場の時価総額は大きく上がる

可能性は非常に低く、現実味もあまりないですが、もし中国の仮想通貨規制が緩和されて、人民元が再流入するのであれば、仮想通貨市場にとっては新規マネーとして流入することであるため、仮想通貨全体が高騰する可能性が出てきます。

中国では現在、仮想通貨やブロックチェーンが規制されていますが、仮想通貨やブロックチェーンに期待している中国投資家も数多くいるため、そのような方たちの資金が流入するのであれば、大きく高騰するでしょう。