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米司法当局が20億円相当のビットコインを押収。追加押収の見通しも

アメリカの司法省が、6月26日にダークウェブで偽の薬物を販売した罪でアメリカ・メリーランド州に住む二人の男性から、約20億円相当のビットコインを押収したようです。

この時、ビットコインだけではなく他の仮想通貨も押収されており、MoneroやZCashなどの匿名通貨も押収されたと思われます。

ダークウェブとは?

今回、仮想通貨が絡んだ事件で使われたダークウェブとはいったい何なのかという疑問ですが、ダークウェブとは簡単にいうと、誰にも個人情報を知られずにアクセスできるWebサイトのことで、専用のソフトウェアを使用しないとアクセスできないウェブサイトです。

ダークウェブでは、本来は購入することができない様々なものが取引されており、違法な薬物や化学物質など違法のものがたくさん取引されています。

銃火器が法律で禁止されている国でも銃火器を購入することができたり、わずか数ミリグラムで人間を殺すことができる薬物など、危険なものがたくさん販売されています。

しかし、ダークウェブは匿名で何でも販売できるという特徴があり、違法ではないがなぜ売ってるのかわからないというものも、少なからず存在します。

ダークウェブを利用していること自体が犯罪ではありませんが、今回の事件では、ダークウェブで違法な薬物を販売したという事実があったため、販売した二人の男性を逮捕し、20億円相当のビットコインとその他仮想通貨が押収されています。

その他仮想通貨の内訳は不明

この事件の発表では、ビットコインとは別の仮想通貨も押収したとのことですが、どの仮想通貨が押収されたのかは発表されていません。

ですが、ダークウェブは匿名性が高いという特徴を最大限に活かすために、仮想通貨の中でも匿名性の高いMoneroやZCash、DASHなどが押収されたと思われます。

今回押収した仮想通貨とは別に4000BTCを追加押収予定

今回の事件で既にに20億円相当のビットコインが押収されていますが、このビットコインとは別に、薬物販売で得た利益と思われる4000BTC(2018年6月28日時点で約27億円)も追加で押収する予定となっています。

ダークウェブでは匿名通貨がよく使われる

ダークウェブは、仕様上完全匿名ではないとアクセスできないという特徴があるため、その特徴をさらに活かすために取引の際の資金のやり取りも匿名性の高い仮想通貨が利用されることが多いです。

仮想通貨は日本円やドルと違って資金の移動が容易であり、資金の出所をわからなくさせたりすることが簡単であるため、マネーロンダリングに使われやすいです。

その中でもZCashやMoneroといった匿名通貨は、資金の移動方法次第では1回の資金移動で資金の出所や移動先をわからなくさせてしまうため、ダークウェブでは匿名通貨が使われる傾向にあります。

昔はビットコインもダークウェブでよく利用されていた

マネーロンダリングが容易であるビットコインは、当然のようにダークウェブで注目され、ビットコインがかなり話題になった2017年よりもはるかに前から、ダークウェブでは頻繁に利用されていました。

しかしビットコインへの注目が集まり、ビットコインの価格が高騰した関係で、手数料も高騰し、その影響がダークウェブにも響いています

特にビットコインが大幅に高騰した2017年12月には、ダークウェブマーケット内でのビットコイン送金手数料が、平均52ドルまで高騰していました。

日本円にすると6000円近い手数料がかかる計算であり、ビットコインに嫌気をさしているマーケターも数多くいたようです。

今もビットコインはダークウェブ内では首位を確立していますが、決済手段としてライトコインの人気が上がってきており、近々ライトコインがビットコインのシェアを奪う可能性が高まっています。

今回の事件ではビットコインが利用されていた

今回の違法薬物販売の事件では、ビットコインと引き換えに薬物を販売しており、そのビットコインの出所わからないようにしてマネーロンダリングを行った罪にも問われています。

今回の事件では、薬事法違反の罪マネーロンダリングの罪で処される予定になっています。

押収されたビットコインは定期的にオークションにかけられている

今回の事件で押収されたビットコインに限らず、押収された仮想通貨はアメリカの連邦保安局によって定期的にオークションにかけられています。そのため、仮想通貨取引所で売却するのではなく、オークションにより投資家に売却しています。

相場よりも遥かに安値で取引される

仮想通貨のオークションでは、相場よりもはるかに安い価格で取引が成立することが多いようです。

2018年1月には3813BTCが1BTCあたり約6000ドルで売却されており、当時の相場価格の半額以下で取引が成立しています。

オークションで勝ち取られたビットコインは、取得単価が低い関係でほぼノーリスクで売却することができるため、このオークションによる売却も価格を押し下げる原因になっていると考えられます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ダークウェブでは、ビットコインの他にMoneroなどの匿名通貨が使われることがありますが、この匿名通貨はマネーロンダリングに使用されやすいということから日本を始めとした様々な国に嫌われています

しかしDASHやMoneroなどの匿名通貨の特性を最大限に活かせるのはダークウェブでもあるため、国が嫌っていてもダークウェブなどの匿名性の高いウェブサイトで利用され続けることになり、需要がなくなることはないでしょう。