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仮想通貨の「マイニング」巨大工場が日本にも。

仮想通貨「マイニング」の工場

福井県の福井市にある工場で、仮想通貨のマイニングといういわゆる採掘の作業が行われています。マイニングとは、大量のデータをPCの計算能力を利用して、ブロックチェーンという「分散された台帳」に整合性を確かめ、記入していく行為のことを指しています。取引を成功させた人には当然報酬が与えられます。それは、ビットコインのマイニングであればビットコインで、イーサリアムのマイニングであればイーサリアムで支給されるのです。このマイニングという作業は鉱山の金脈を採掘する行為に似ていることから、マイニング(採掘)と呼ばれているのです。

今回、日本の福井県にあるマイニングの工場はイーサリアムのマイニングの工場です。もともとカーテンなどに使うレース工場だったが、アルトデザイン(本社:東京)という昨年9月に立ち上がった会社が運営している。なぜ福井県にマイニングの工場を立てたのか。アルトデザインの取締役で、メガバンク出身の藤瀬秀平氏は「東京に比べて産業用の電気料金が安く、大量の装置を並べられる広大な土地が安価で借りられるため」と言っていました。

この工場で使うことのできる電力は、2000kwhと一般家庭2600軒分に相当する。更に、工場の賃料の半額を補助する福井市の補助金制度を利用している為、比較的低コストで運営することが可能になっています。福井市は「先進的なIT企業が県外から進出してくれてありがたい」と歓迎しており、今後も広く受け入れる方針のようです。

月間で200イーサリアムの採掘が可能

この福井市にあるマイニング工場では、約500台のマイニング装置が稼働しています。この500台を委託業者約10名によって保守管理を行なっています。理論上では月間200イーサリアム(約1200万円分)のマイニングが可能とのことです。

なぜ今、海外ではなく日本なのか

現状、マイニング市場のほとんどは海外にある。その中でも特に中国にマイニング市場が占有されているのです。その理由として、まず中国の電気代の安さが挙げられます。中国の中でも地域によって電気代が異なるので一概には言えないが、日本と中国では3倍の開きがあるのです。

マイニングは膨大な計算を必要とする作業のため、その分電気代も普通のパソコン等に比べて倍以上のコストがかかります。そのため、電気代というのはマイニング市場において場所を決める際に重要な決め手の一つになるのです。

しかしながら、アルトデザインはあえて日本にマイニングの施設を作りました。藤瀬氏は「海外より電気代は多少高くても、誰がやっているのか顔が見えて、小回りがきく当社のやり方に需要がある」と述べており、海外よりも日本国内でやることにメリットを感じました。実は、アルトデザインという会社がマイニングの機会を所有しているわけではありません。アルトデザインに顧客がいて、その顧客の装置を預かって採掘しているのです。そのことにより、採掘によって生まれたイーサリアムの一部を手数料として受け取り、残りをイーサリアムにて顧客に送金しているのです。仮想通貨で送金しているのにも理由があります。仮想通貨を渡して日本円を受け取れば、資金決済法が定める仮想通貨交換業に該当し、違法となる恐れがあるらしいからです。

相場の変動に耐えられるか

マイニングをして仮想通貨で報酬を受け取るということに法律的には何も問題がないことはわかりました。しかしながら、懸念するべき材料があります。それは、相場変動です。これは国内に限らないことですが、仮想通貨の大きな特徴として大きな相場変動があります。ビットコインを例に挙げると、1日で10万円近く価格が動くこともざらにあります。昨年11月頃に仮想通貨はピークを迎えました。1ビットコインが230万円を超える価格で取引され、それに続く形でイーサリアムなどのアルトコインも続々と高値を更新して行きました。しかしながら、現在ではビットコインは60万円台を推移しており、ピーク時の約4分の1ほどになってしまいました。

家賃や人件費などの支出は当然現金で受け渡しがされます。そのため、月間200イーサリアムのマイニングが出来たとしても、今のように必ずしも1200万円相当になるとは限らないのです。もちろん逆も然りですが・・・。仮想通貨の性質上仕方の無いことだとは思いますが。

GMOもマイニング市場に参戦している

GMOコインなどの大手取引所を始めとし、GMOクリック証券、GMOインターネットなどを運営しているGMO社もマイニング市場に参戦しているのです。それは、日本ではなく北欧で行っている。北欧だと、日本と比べ気温が低く、高熱を発する高性能マイニングマシンには適した環境なのです。さらに、世界トップ性能のマイニングマシンもGMOは開発しているのです。日本産のマイニングマシンは初となるので大きな期待が寄せられています。

日本の金沢ではDMMが

一方、DMMビットコインなどを運営するDMM.comも日本の金沢にマイニングファームと呼ばれる工場を開いている。ビットコインやイーサリアム、ライトコインなど複数のコインを取り扱っています。このマイニングファームは見学することもでき、一般の方でもビットコインなどの仮想通貨に興味を持ってもらう狙いがあるのです。

実際に、このマイニングファームは日々見学者で溢れており、金沢の新しい名所になりつつあるのです。

まとめ

下火だと言われ続けている仮想通貨市場ですが、このようなニュースが入ってくるとまだまだ伸びそうな気がしてきますね。仮想通貨には投機性という面ばかりに注目がいきますが、それだけでは無いのです。ビットコインが開発されたそもそもの目的の中には「中央管理人不在によって起こり得る富の再分配」というのもあるのです。それに付随するマイニングという作業、ブロックチェーンという仕組み、など仮想通貨にはストロングポイントが沢山あるのです。今後、仮想通貨がどのような立ち位置になるかわかりませんが、必ずしも下がるというわけではありません。