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米大手取引所Coinbaseが日本上陸!業界にどんな影響が起こる?

Coinbaseとは


米サンフランシスコにあるCoinbaseは2012年にサービス開始をした歴史のある企業です。歴史だけでなく取引口座数が約2000万口座とも言われており国内大手の取引所でも100とか150万口座程度と言われていますのでその大きさのほどが分かると思います。


また、企業価値が10億ドル(約1100億円!)を超える仮想通貨業界初のユニコーン企業でもあり、まさに仮想通貨取引所を牽引する存在といえます。

今回はそのCoinbaseが日本に進出するという報道を受けCoinbaseがどんな取引所なのか、また実際に日本に進出するとなるとどのような影響があるかについて考えていきたいと思います。

ハッキングされたことがない安心の取引所


Coinbaseといえば今までにハッキングなどの被害にあったことがなく、セキュリティのしっかりした取引所という印象があります。なんでも社内にはセキュリティ系を担当するエンジニアが豊富にいるそうです。長年のノウハウと強固なセキュリティシステム・またそれを産み出す優秀な人材は同社の最大の強みとなっています。

日本では史上最大のNEM流出事件があったあと金融庁が主体となって仮想通貨取引所の規制をどんどんと厳しくしている状態ですが、その状況の日本に名乗りあげるほどに同社のセキュリティに対する自信は大きなものなのでしょう。

現状では30カ国以上でサービスを展開しており今回、満を持しての日本への進出となるようですがそれだけの規模での提供ノウハウや長年培ってきた安全性への確証は他に類を見ないクオリティの高さです。

なんで今、日本に進出するのか

しかし、ここで一つ疑問が浮かびます。今の日本では仮想通貨自体の人気が陰ってきている印象が強いです。過熱していた2017年であれば理解出来るような気もしますが、なぜ今の状況の日本に進出を決めたのでしょうか。

実はCoinbaseは三菱UFJフィナンシャルグループから10億円の融資を受けており、今回の日本への進出の際にはUFJの技術や顧客管理のノウハウなども利用してスムーズに顧客を獲得出来るという狙いが考えられます。また、日本の仮想通貨市場は現状をとっても世界的に見て規模の大きなものとなっているそうで国内の多くの取引所が割高の手数料で取引をさせているところも商機と捉えている部分だと思われます。

しかし、実際には年内中の金融庁への登録申請を予定しているという段階であり、実際に開設するまでには時間がある程度かかる見通しとなっています。審査が厳しくなっていく中、申請中で認可されるのを待っている企業が相当数あるようですから仕方ありませんが、そのほとんどは現状の規制を見ていると認可されないか途中で撤退すると考えられますので意外にもすぐにサービスを開始する可能性も十分に考えられます。

厳選された取扱通貨種類


さて、現在のCoinbaseの取扱通貨を見てみるとBTC、BCH、ETH、LTCのなんと全部で4通貨となっています。世界中で支持されている取引所なのに通貨数が極端に少ないですよね。

Binanceとかbittrexとか海外の取引所は当たり前のように100通貨といった種類の多さが際立って目立っており、国内でもcoincheckのように取扱通貨の種類が多い取引所は通貨を選ぶ楽しさも相まって人気となっていました。数多くの通貨から選ぶ楽しさを重視する人にとってはCoinbaseは楽しみに欠ける取引所だと思います。そういった場合はやはり他の取引所を選ぶしかありません。なにせ、日本人の大好きなリップル(XRP)の取扱もありません。

しかし、通貨の特性を見定めて極めて安全な通貨のみを取り扱っているという見方も出来るのではないでしょうか。何より「信頼のできる商品と安心のできるサービスを提供する」これが企業の姿勢としては当たり前のことですよね。

厳選された安全性の高い通貨を扱っているためにセキュリティが万全なのだと捉えれば信頼が出来る取引所として十分にユーザー満足を得ることが出来ます。

それは世界中のユーザーから評価をされている点からも伝わってくるでしょう。

国内のユーザーはどのように反応するのか

では、国内のユーザーはCoinbaseの進出に対しどのような反応を見せるでしょうか。

実際には、それほどまでは大きな動きは見られないでしょう。
国内ユーザーが海外の取引所にこぞって口座開設するかというと疑わしいところだからです。しかし、国内大手のbitFlyerでさえも先日、金融庁より業務改善命令があったほどですから国内取引所はまだまだ波乱含みです。もしもCoinbaseが無事に認可がされ、安全な取引所ということがスピード感を持って国内で知れ渡った際には口座の申し込みが殺到することも考えられます。

仮想通貨の価格は動くか?

現在、仮想通貨の価格はファンダメンタルズでは読みにくく、好材料となりそうな資本提携などのニュースが流れてもあまり価格に影響はしていません。現状、BTCは1BTC=74万円程度となっており最盛期の1/3程度となっています。しかし、Coinbaseが他取引所を抑えて国内でも一定の評価を受ける取引所となった場合には先ほどの4通貨をもとに投資をする人が増えることは十分に考えられます。

そのため、BTCをはじめとする4通貨の価格は暴騰する可能性もあるでしょう。そして更に注目をしておきたいのが、通貨の上場のニュースに関してです。上場の報道に限っては今でも価格の上昇が起こりやすいからです。

日本進出を機に日本商圏も視野に入れて他通貨の上場がある可能性も考えられます。実際にETCがCoinbaseに上場するという報道もあり価格が上がっているようです。通貨の新規上場の際には価格の変動が起こる可能性が非常に高いので注視したいところです。

サポート体制が不十分?


つい先日、アメリカ証券取引委員会はCoinbaseを利用するユーザー達からCoinbaseに対するクレームが届けられたと発表しました。同社は2017年の仮想通貨市場の急激な人気上昇に伴い他取引所と同様、顧客対応が追いつかなかったと認めており人員の補強を行い既に対応の強化を行ったそうです。

問い合わせの返事がないとか、不当に口座が凍結されたといったこともクレーム内容には記載されており体制の強化が済んだとはいえ企業の体質なども今後は厳しく問われていくことでしょう。

日本国内ではサポートの質が高い企業が多いため、Coinbaseが苦戦するのは顧客対応の部分だったりするかもしれません。

まとめ


今回は今後日本進出を噂されるCoinbaseについてご紹介いたしました。最大手の取引所の国内進出があることでますます仮想通貨取引所間での競争は激しくなることが考えられます。しかし、その結果としてより顧客の目線に立ったサービスを継続して提供できる企業が残っていくことが何より仮想通貨の発展に貢献するでしょう。
我々ユーザーとしてはより良いサービスを見極め、安心して取引を行える環境が整うことを願うばかりです。