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LISKの特徴・将来性について徹底解説!

概要 

皆さんはLiskというプロジェクトをご存知でしょうか。

仮想通貨市場は様々なアルトコインの登場により盛り上がりを見せています。そんな市場の中にLISKという仮想通貨が存在します。LISKは現在時価総額23位のコインです。今後アップデートを控えていることやイーサリアムと同じような特徴を持つことからその将来性が期待されています。

ではLiskとはどのようなプロジェクトなのでしょうか?この記事ではLiskの特徴を踏まえてその将来性を見て行きます。

LISKとは

初めにLISKの概要を紹介します。

前述したとおりLISKは現在、時価総額23位にいる通貨です。市場に仮想通貨が何千種類もあることから非常に人気のある通貨の1つだと言って間違いないでしょう。

そんなLISKですが、筆者がLiskとLISKというように言葉を変えていることにお気づきでしょうか?LiskとLISKは別物です。紛らわしいですが“LISK”と大文字で記してあるのが市場で取引している通貨のことで“Lisk”というのは通貨であるLISKを用いたプロジェクト名のことなのです。ちょうどリップルとその通貨であるXRPの関係に似ています。

それではLiskには一体どのような特徴があってこんなにも人気を集めているのでしょうか?早速内容に入って行きます。

LISKの特徴

Liskの特徴の一つにサブチェーンとスマートコントラクトを搭載していることが挙げられます。それぞれの用語について少し見てみます。

サブチェーンとは主軸のブロックチェーン外に作られた、もう1つのチェーンです。サブチェーン上では主軸のブロックチェーンと同様に取引内容の処理やスマートコントラクトを用いた技術を埋め込むことができます。

次にスマートコントラクトですが、これは簡単に言うと“システムが自動的に契約を履行してくれる機能”のことです。例えば、ある条件を与えられた機械が契約を履行したときに、その契約の完了自体が次の機械を動かす条件になるといった仕組みです。

この二つの特徴が合わさることでLiskは今までになかった価値を私たちに提供しています。スマートコントラクト自体はイーサリアムにあったので新しくありませんが、スマートコントラクトをサイドチェーン上で使えるようにしたことに意味があるのです。スマートコントラクトをサイドチェーンに組み込むことで、主軸ブロックチェーンの容量不足や処理速度の遅延といったブロックチェーン特有の問題を解決できました。これによってLiskではよりスムーズな取引や使用が可能になっています。対するイーサリアムは1つしかないブロックチェーン上にスマートコントラクトを使用するため処理速度の遅延が起こるなどの問題が起こっています。

DApps(分散型アプリケーション)

Liskは分散型アプリケーションプラットフォームと言うことができます。DAppsとはDecentralized    Applicationsの略で分散型アプリケーションのことです。多くの方にとって馴染みのない言葉だと思いますが、一度理解できれば意外と分かりやすい概念です。

DAppsとは簡単に言うと管理者がいない非中央集権なアプリケーションです。その中でも実はビットコインはDAppsの1つだと言えます。ビットコインをアプリケーションの1つだと捉えるのは少し難しいかもしれませんが、DAppsであるための3つの条件を満たしています。

  1. アプリケーションは、オープンソースであること。オペレーションは自動であり、中央のコントロール主体を持たないこと。トークン、データ、レコード、などにつき、暗号化されて分散化されたブロックチェーンを利用していること。
  2. アプリケーションは、オープンに流通可能な、暗号トークンを持っていること。アプリケーションの利用に際してトークンを利用すること。参加者には、そのトークンによってリワード(報酬)が支払われること。
  3. アプリケーションはマーケットやユーザーからの改善要求によりプロトコルを改善していくこと。この改善は、ユーザーのコンセンサスによること。

(David JonstonのVCファンドによる定義)

LiskやイーサリアムはそんなDAppsを生み出すことができるDAppsのプラットフォームとして機能しています。つまり、Liskのブロックチェーン上で新しい仮想通貨を生み出すことも可能なのです。実際にイーサリアムはDAppsのプラットフォームとして一定の成功を収めています。現在、LiskによるDAppsの製作は盛んではありませんが今後イーサリアムのように大きな活躍が期待されています。

LiskとJavascriptの関係

また、LiskはJavascriptでプログラミングが可能です。Javascriptとはエンジニアにとって馴染み深いもので、これによってLiskを用いたDApps開発が容易になっています。イーサリアムではSolidityという独自のプログラミング言語を使って開発する必要があったため、エンジニアに負担が大きいと問題視されていました。Liskはこの利点を生かしてプラットフォームとしての活躍を目指しているのです。

Liskの承認アルゴリズム DPoS

次に承認アルゴリズムというものを見て行きます。一般的な承認アルゴリズムにはProof of Work(PoW)やProof of Stake(PoS)などがあります。これは通貨を発掘するマイニングととても関係が深いものです。そしてLISKは特徴的な承認アルゴリズムを採用しています。LISKが採用しているのはDelegated Proof of Stake(DPoS)という仕組みでPoSに似ています。Delegatedは委任するという意味なので、DPoSはPoSを委任することを示します。そう考えると簡単なようですが、DPoSが何なのかを一言で言い表すことはできません。なぜならDPoSを用いたマイニング方法は2種類存在するからです。

LISKのマイニング

Voting(投票)

LISKのマイニング方法にVotingというものがあります。これは自分が持っているLISKを他の人に貸して、報酬をもらうという仕組みです。Voutingは小額から行うことが可能で、気軽にマイニングをしてみたい人におすすめです。Voutingを行うにはLISK公式のウォレットが必要で初期費用として4LISKがかかります。

Forging(鍛造)

そしてマイニングのもう1つの方法にForgingというものがあります。これは多くの通貨(LISK)を持つ人がPoSの考え方に従ってマイニングを行うものです。Forginではマイニングを行う人を選挙のようにして選び出します。その際の判断基準となるのが通貨保有量です。Forgingを行う人は票(LISK)を得るために魅力的な報酬をVoutingしたい人に提示します。そして、通貨保有量の多かった人にマイニングを行こなう権利が与えられていくのです。しかし、そもそもForgingを行うには多額のLISKが必要で一般人向けのマイニング方法とは言えません。Forgingは専門のグループを組んで行うのが一般的です。豊富な資金力とメンバーがいればForgingに参加できる可能性は高まりますが、その際もForgingにはライバルがたくさんいることを忘れてはなりません。

LISK最新ニュース

ここではLiskに関する最新のニュースを取り扱っていきます。まず、2018年の1月にLISKは日本最大手の取引所bitflyerに上場を果たしました。その影響は大きく、LISKの価格は4000円を超えるまで跳ね上がりました。現在(2018年4月22日)の価格は1300~1400円前後で落ち着いていますが、またイベントあれば価格の急騰が考えられます。

次にLiskはリブランディングと称して2018年2月に新しいロゴを発表しました。Liskのイメージアップを狙ったものと思われ、注目を集めました。後述しますが、アップデートにも積極的に取り組むなど、運営側は非常に動きが活発的でその点もLISK保有者から評価されています。

最後に、1番最近起こったことは4月10にLiskのアップデート版“Lisk Core1.0 β”がリリースされたことです。まだ完全アップデートのLisk core1.0というのは完成していませんが、LISKのアップデートは着実に進んでいると言えるでしょう。ちなみにアップデートは今年度中に行われる予定です。

まとめ 

最後までお読みいただきありがとうございます。終わりにLISKの特徴を踏まえてその将来性を考えてみたいと思います。個人的には、Liskの将来は正直明るいとも暗いとも言い難いところです。ライバルにイーサリアムなどがいることを考えると、なかなか陽の目を見ることは難しいかもしれません。

それだけでなく、実はLiskに搭載されているサブチェーンにもいくつか問題があります。まず、Liskはサブチェーン上でDappsなどの開発を行うためサブチェーンからブロックチェーンに移動する作業がエンジニアにとって負荷となります。それに加え、Liskのサブチェーンには有効な承認アルゴリズムがなく、エンジニアが独自にブロックを追加する形なので中央集権的になってしまい、かつ、ブロック作成の手間がかかってしまうのです。他にもいくつかありますが、やはり現在でもプラットフォームとしてのイーサリアムによって存在感が薄らいでいます。

今後の見どころは如何にアップデートで巻き返して行けるかというところです。Lisk側はロゴを変えるなどしてその存在感を再アピールし始めています。その観点から考えるとLISKにはまだまだ伸びしろがあり期待できる通貨だとも言えるでしょう。これからの運営側の動きも含めLISKの動きには注目していきたいところです。