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Ripple(リップル)の正体に迫る!その将来性は!?

概要

今回は、仮想通貨の中で時価総額3位のリップルについての特集です。リップルと聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。もしかしたら国際送金についてのイメージがある人も多いかもしれません。しかし、その内容についてしっかりと理解している人は意外と少ないかもしれません。

リップルは今や仮想通貨を代表する通貨の一つになりましたが、実はその社会に対する貢献度についてはかなり奥が深いのです。最近ではリップルの奥深さにハマる人も多く、そのような人は俗にリップラーと呼ばれているくらいなのです。リップルは現代において間違いなく革新的なことを成し遂げようとしています。

この記事ではリップルの特徴を捉えつつ、その将来性についても見ていきます。

リップルとは                 

リップル社は2004年にライアン・フッガー氏によって創立され、現在まで着々と事業計画を進めてきている「会社」です。ビットコインの構想が2008年に発表されたことを考えると、リップルはそれ以前から事業計画を実行してきたことが分かります。

リップルの基本情報は以下の通りです。

発行日   

2013年

トークン名称 

XRP

総発行量  

1000億XRP

アルゴリズム  

XRP ledger

承認システム

Proof of Consensus

リップルの目標は価値のインターネット化(Internet  of Value)と言われています。もっと具体的に言うと、現在リップルはシームレスな国際送金に力を注いでいます。

ちなみに、リップル=XPPではありません。XRPはリップル社が独自に発行する仮想通貨であって、リップルと言う際には必ずしもXRPのことを指さないということにくれぐれも注意が必要です。

また、リップルのことを詳しく知らない方は、リップルが発行するXRPを直接ショッピングに使えるのでは?と思うかもしれませんがXRPは基本的に決済手段としては想定されていません。それは今後も変わることがないでしょう。XRPについては後述しますが、リップルの本命は価値のインターネット化、つまりシームレスな国際送金の実現なのです。

XRP(エックスアールピー)とは何なのか?

・ブリッジ通貨としてのXRP

それではXRPとは一体何なのでしょうか。XRPはリップルが発行する仮想通貨であることは間違いありません。しかし、その用途は少し特殊なものになっています。

第一にXRPは「ブリッジ通貨」としての活躍を期待されているということです。ここで言うブリッジ通貨とは法定通貨と法定通貨の交換においてその橋渡しとなる通貨のことを指します。後述しますが、ブリッジ通貨としてXRPが機能するようになることで金融機関には大きなメリットがあり、何より個人の面から見てもスムーズな国際送金の実現が可能になるのです。

そんな大きな希望を抱えるXRPですがまだその値動きが大きく、ブリッジ通貨としての本格的な実用化はお預けになっています。

では現在、リップルはどのような体制で国際送金に取り組んでいるのでしょうかそれを理解するには幾つかシステムの説明が必要になります。

・ILP(Inter ledger Protocol)

ここで1つILPという考え方を紹介します。名前は難しそうですが、そのシステムは比較的理解しやすいものです。ILPとはInter ledger Protocolの頭文字をとっています。Ledgerとは台帳という意味で、Protocolとはある種の規約、約束事を意味する際に使われます。また、システムとシステムをつなげる際には同じ台帳を使う必要があるので、ここではリップルの考えに賛同している機関を同じシステムでつなぎとめた構造をILPと呼んでいます。引用:okane-hosoku.com

ILPによって例えば海外の銀行や国内の銀行がつながることで、リップルを介した素早いお金の移動が可能になります。しかし、リップルが使われると言っても仮想通貨のXRPがそのまま使われるとは限りません。前述したようにXRPの値動きはまだ不安定で金融機関が保有するにはリスクが大きいからです。また、現在リップルではIssuance(旧IOU)やゲートウェイといった仕組みを使ってお金を動かせるようになっていますが、その仕組みも様々なリスクを抱えており、思うように国際送金は実現していません。やはりXRPというブリッジ通貨なしにリップルが目標を達成することは難しいでしょう。

リップルの分散型台帳システム(XRP ledger)

次に、リップルが使用するXRP ledgerについて見ていきます。これはXRPを理解するうえで非常に大切な考え方になっています。XRP ledgerとはビットコインで言うブロックチェーンのことです(ブロックチェーンについてはこちらをご覧ください)。しかし、リップルのブロックチェーンは特殊な形をとっており、その性質から分散型台帳システムと言われることが多いようです。ここではその分散型台帳システムのことをXRP ledgerと呼んでいます。

では、XRP ledgerは他のブロックチェーンとどんな違いがあるのでしょうか?

まず、XRPは中央集権制を取り入れていることがポイントとして挙げられます。例えばビットコインであればProof of Workという承認システムを取り入れ、特定の団体がコインの発行や取引記録を改ざんできないようにしています。他の仮想通貨も基本的に非中央集権を採用しているのですが、リップルはProof of Consensusという承認システムを取り入れ、リップル社がXRPを独自に管理可能になっています。もっと詳しく言うとXRPはリップルが選んだ複数の有名企業の承認者(バリデーターと言います)と共に取引の記録を承認しています。よってXRPが本当の中央集権制をとっているかと言えばそうではないのですが、一部ではそういう事情もあってリップルは中央集権だと言われており、これがブロックチェーンではなく分散型台帳システムと言われる所以なのです。

「わざわざブロックチェーンと違う設計にしてどういうメリットがあるのだろうか?」こう思った人も居るかもしれません。ところがブロックチェーンではなくXRP ledgerでないといけない理由があるのです。前述したようにリップルは価値のインターネット化(IoV)を目指して事業を進めています。その際にクリアすべき障壁が決済の処理スピードだったのです。ビットコインでは決済処理を行うのに約10分かかります。それに比べてXRPは約3秒で処理ができるという驚異的な速度を実現しているのです。これはリップル社が独自の処理システム(Poof of Consensus)を取り入れているからこそ可能になったことです。

今後もどんどん処理速度を上げることは可能だと言われています。リップルの事業を支える仕組みが分散型台帳システム。つまりXRP ledgerなのです。

世界初!サンタンデール銀行の消費者向け国際送金の開始

引用:itforum365.com.br

リップルの成長は目覚ましく、最近もまたリップルに関する驚くべきるニュースが取り上げられました。サンタンデール銀行というスペインの最大手銀行が、リップルを使った消費者向け国際送金を世界で初めて開始したというのです。このニュースにはリップラーを含め仮想通貨市場全体が注目したと言えるでしょう。そのサービスはまだスペイン、ブラジル、イギリス、ポーランドの4ヶ国でしか実用化されていませんが、今後は日本や韓国への導入も期待されています。

サンタンデール銀行は「One pay FX」というiPhone向けアプリを通じてこのサービスを行います。複数国間の国際送金を「3クリック40秒」で処理できるとのことですが、その速さに感動するには従来の国際送金について説明しておく必要があるでしょう。

従来の国際送金は結果から言うと非常に不便な形で行われていました。2~3日以上の時間をかけて、かつ高い手数料を取られて送金するほか手段がなかったのです。実際は送金途中で何らかのエラーが起こり着金できない確率が10%前後あり、再度送金するのにその分の手数料も上乗せして取られていたようです。最近ではフィンテックという言葉がもてはやされているのも関わらず国際送金の場においては不便な状態が続いているのです。

これらの事情を踏まえると「One pay FX」の登場は非常に画期的なものと言えるでしょう。ただ「One pay FX」にはxCurrentというリップルの製品が使われており、まだXRPを介した国際送金は実現していないという事実を頭に入れておく必要があります。つまり「One pay FX」というアプリがローンチされたからと言って直接的にXRPの価値が上昇するわけではないのです。

次の項ではリップルが開発する3つの製品について紹介していきます。これらの製品を知ることでリップルの今後がよりはっきりと見えてきます。

リップルの3つの製品

リップルの3つの製品とはいったいどういうものでしょうか?1つは既に出てきましたがxCrrentという製品です。こちらは銀行向けの即時国際送金製品と言うことができます。残りの2つも紹介するとxViaとxRapidという製品になります。下に簡単にまとめてみます。

  • xCrrent ⇒「銀行向けの即時国際送金ソフトウェアソリューション」
  • xVia   ⇒「送金業者や金融機関向けの即時決済ソフトウェアソリューション」
  • xRapid  ⇒「金融機関が資金流動性を高めるためのXRPを用いたソフトウェアソリューション」

それぞれについて見ていきます。

  • まず、xCurrentですがこちらは既に「One pay FX」によって実用化されており、サンタンデール銀行がこの製品を用いて消費者向け国際送金を開始させています。前述したようにxCrrentではXRPを使用していません。
  • 次にxViaですがこれはxCrrentと似たようなものですが送金業者や金融機関向けの製品になります。この製品を送金業者などが使用することによって即時決済を可能にする製品です。また、請求書の添付などが可能で用途が広いことも特徴の一つでしょう。ちなみにxViaもXRPを使いません。
  • 最後にxRapidですがこの製品は金融機関が資金流動性を高めるために使用します。具体的に言うとXRPをブリッジ通貨として用いることで海外の死蔵資金を復活させる製品です。銀行は海外でお金を換金したい人のために一定の資金を口座に貯めています。しかし、その資金が実際に使われる機会は少なく、現在は事実上、資金が眠っている状態なのです。そこに登場するのがブリッジ通貨としてのXRPです。XRP経由でお金の取引を行うことで銀行は海外の口座に資金を貯めておく必要がなくなります。

もっと詳しく説明すると難解な用語がいくつも出てくるので紹介はこのくらいにしておきますがxRapidは眠っていた資金を復活させる画期的な製品だと認識していただければ問題ないでしょう。

xCrrent 以外の2製品は現在も開発段階ですが、実用化されるのはそう遠くないようです。ちなみにxRapidは本格的にXRPを使用する製品なので、製品の公開とともにXRPの価値が上昇する可能性も大いに考えられます。

まとめ

それでは最後にまとめとしてリップルの将来を考えてみましょう。初めて「One pay FX」による消費者向け国際送金が始まったことやリップルの残り2つの製品xViaとxRapidがまだ公開されていないことから考えるとリップルの活躍は今後もっと大きくなると言えるでしょう。それらのサービスが本格的に始まることでXRPの価値も高まります。また、最近ではリップルを国際送金の要として利用する方法や特にSBIホールディングスがSBIバーチャルカレンシーという仮想通貨取引所の開設に伴い、XRPを採用する方針を示すなど、リップルにとってプラスの要素がかなり存在しています。

以上の通り、リップルは社会に確かな価値を提供しつつあります。XRPの実用性が仮想通貨の中で頭一つ抜けていることから見ても、リップルの今後は明るいということができるでしょう。

今回はリップルについてその特徴を踏まえながら見てきました。前述したとおりリップルの活躍には今後も期待できます。価値のインターネット化を目指すリップルに今後も注目です。