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コスプレイヤーのための「コスプレトークン」発行?!概要や将来性を徹底解説

法定通貨と違い、個人が自由な目的のために自由に発行できるのが魅力の仮想通貨。通貨の発行がポピュラーになりその敷居が下がりつつあるのに合わせ、コインの多様化も進んでいます。そんな中、現在世間を賑わせているのがコスプレイヤーのために作られた「コスプレトークン」と呼ばれるブロックチェーンです。「コスプレトークン」とはどのような通貨なのか、その概要や将来性について徹底解説していきます。コスプレイヤーの方も投資を検討している方もぜひ参考にしてみてください。

「コスプレトークン」とは

 

コスプレトークン(COT)は、株式会社キュアが発行する仮想通貨で、コスプレイヤー界隈の問題を解決するために作られた独自のトークンです。株式会社キュアは2001年より「Cure WorldCosplay」という世界最大級のコスプレイヤー向け交流サイトを運営している世界規模の会社です。Cure WorldCosplayの会員数は72万人、世界180ヶ国の人が利用しており、SNSでのフォロワー数も43万フォロワーにのぼるなど人気の高いサービスです。

コスプレトークン(Cosplay Token/COT)は、イーサリアムベースの仮想通貨であり、トークンの目的はCure WorldCosplayに登録するコスプレ分野のクリエイター、メーカー、ファンのために寄することであり、クラウドファンディングのような資金調達を目的としたコインではありません。アニメやコミック、ゲームなどの多様なカルチャーに根ざした二次創作的分野であるコスプレ。コスプレトークンはその包括的な市場を相手どっていくことになるとのことです。

コスプレトークンのベーシックアイデアは、ファンがお気に入りのコスプレイヤーにチップを支払う手段です。このアイデア自体は「PATRON(パトロン)」先行コインのアイデアと似ています。しかし、コスプレトークンはCure WorldCosplay内に限らず、将来的にはイベント等でのグッズやサービスの支払いにも利用可能にしていくようです。株式会社キュアの担当者によると、「COTは非中央集権型で運用され、他の仮想通貨と同様に送金も可能なコインになる。プラットフォーム上のプロジェクトの運営及び開発は、Cure WorldCosplayが行なう」とのことです。

コスプレトークンには二種類ある?!

Cure WorldCosplayではトークンが二種類発行されます。一つがコスプレトークン(COT)で、もう一つがCure Player Token(キュアプレイヤートークン/CPC)です。COTはプラットフォームの決済手段として使われるのが目的となっており、ICOで配布されるトークンや取引所に上場するトークンはこちらです。また、ユーザーが新規に発行するトークンである「CPC」の準備金となりその価値を担保する機能を持ちます。

CPCトークンは、Cure WorldCosplayに参加するユーザーがサービス上で自由に発行できる独自トークンです。これを以て個々のユーザーはビジネスをしていくことになるのですが、当然、人気の高いコスプレイヤーが発行したコインは値上がりが期待できます。

コスプレ市場が抱える問題と、コスプレトークンが提供するソリューション

コスプレとは、アニメや漫画の登場人物の仮装をすることです。日本のアニメ文化から誕生し発展してきましたが、昨今のアニメ・漫画ブームも一助となり今では日本だけでなく世界中でグローバルに楽しまれている文化です。仮装といっても、トップ層ではそのクオリティは非常に高く、衣装・カツラ・メイクなどにこだわってより本物に近づけることを目指します。

また、コスプレイヤーのみならず撮影をするカメラマン、造形師、衣装デザイナー、イベント企業、ファンなど、多様な繋がりと市場を生み出しています。日本のビッグサイトで開催されるコミケ(コミックマーケット)を見るとよくわかるとおり、人気は非常に高く、経済規模も大きくなってきています。そんなコスプレマーケットにおいてどんな問題があるのでしょうか。主に挙げられるのは以下の5つです。コスプレトークンはこれらの問題に解決策を提唱することを目的としています。

①決済アカウントが存在しない/適切ではない

コスプレイヤーには中高生などの若年層も多く、クレジットカードなどの決済手段を持っていないケースが多いです。世界的な観点から見ると、決済が小額であるという問題や為替などの問題もあります。コスプレトークンを発行すると小額でも気軽に決済が可能になり為替リスクも回避できる他、年齢や場所に囚われず世界中の誰でも簡単にCWプラットフォームで経済活動を行うことが可能になります。

②コスプレコンテンツに対する収益の配分が行われない(行えない)

現状、コスプレコンテンツに対する収益の配分の仕組みは殆ど皆無といって良いでしょう。その主な原因は著作権や肖像権の問題が絡んでいることです。ネット上に掲載した画像が著作権者・肖像権者の手を離れて拡散されてしまうのはコスプレの世界でもよくあることです。コスプレトークンでは、ブロックチェーンを使って作品を保護・管理するとともにコスプレイヤーの報酬をスマートコントラクトで正当に配分する仕組みを構築しようと試みています。

③信頼・評価が不透明である

信頼や評価が不透明で、コスプレイヤー・カメラマン・ファンなどの間ではトラブルが絶えません。例えば、コスプレイヤーはイベント以外でも個人での撮影会などを行いますが、信頼できるカメラマンを見極めるのは至難の業です。現状、友人ベースの口コミなどで信頼できる相手を見極めるのが限界です。また、企業がコスプレイヤーを起用する際に信用や評価が不透明なことも問題点の一つです。コスプレトークンでは、ブロックチェーン上に改ざん不可能な評価を記録して信頼性を明確にする仕組みが導入される見込みです。また、この評価に応じてインセンティブが受け取れるような仕組みも検討されているとのことです。

④価値が顕在化されていない

コスプレを準備するのにはお金がかかります。凝った衣装やメイク、カツラを用意しようと思えば思う程、コストはかさみます。撮影するカメラマンも機材にかなりのお金がかかります。しかし、現状、殆どのコスプレイヤーはイベントなどで無料でコスプレを披露し、SNS等で無料で公開しています。殆どのコスプレイヤーにとって報酬を受け取れるビジネスモデルが存在しないのです。また、専門的な知識を持っているファンもその知識を活かせる場がありません。コスプレトークンでは、素晴らしいコスプレ作品を作り上げたコスプレイヤーをトークンを用いて評価できるような仕組みが構築される予定です。良質なコスプレイヤーを発掘したファンにもトークンで評価を与えられる仕組みになる見込みです。

⑤情報の正確性が低い・グローバリゼーションの遅延

Cure WorldCosplayには世界中の様々な国のコスプレイヤー・ユーザー(ファン)が登録していますが、各国のファンに向けて正確に翻訳を行ったり情報を発信するファンアクティビティーの評価が現状行われていません。こういったアクティビティを活発化するインセンティブとして、コスプレトークンを用いて記事の編集・翻訳・情報発信するユーザーに対してトークンで評価を授受できるような仕組みが構築される予定とのことです。

コスプレトークンの将来性


ここまでで、コスプレトークンの概要や目的について説明してきました。しかし、気になるのが将来性です。入手した後に価格が暴落してしまっては元も子もありません。そこでこちらではコスプレトークンの将来性を分析して行きたいとおもいます。

コスプレトークンの良い点

ホワイトペーパーによると、発行したトークンのうち運営元に還元されるのは15%のみとのことです。類似コインであるオタクコインの場合は39%が運営元に還元されることになっていることと比べると、かなりユーザーフレンドリーな数値と言えます。また、内部関係者が受け取る比率もに記載されています。

また、世界最大のコスプレコミュニティーであるCure WorldCosplayを通じてコスプレトークンを発行するため、リリース後ただちに膨大なオーディエンスを獲得する可能性が非常に高いです。トークンの発行に向けて、既に野臣かずみやRikachuu、Maridahをはじめとする17名の有名コスプレイヤーがアンバサダーとして起用されており、ホワイトペーパーにも記載されています。

更に、コスプレトークンのアドバイザーを務める釣崎宏さんは株式会社テコテックの代表取締役社長です。同社はDMM親会社であり、開発・仮想通貨の規制やトラブルに対する対応等について様々なノウハウを持っていることは想像に難くありません。また、釣崎氏のような人物がコスプレトークンに将来性を感じてアドバイザーを務めているということ自体も期待できる点の一つです。

コスプレトークンの悪い点

一方で、計画されている発行数についてはやや過剰な印象を受けます。コスプレトークンプロジェクトでは発行総額のうち0.5%をファンたちに無料配布する計画となっています。これはなんと40万ドルに相当する大金です。既にテレグラムのフォーラムを通じてエアドロップ(無料配布)も始まっており、日英中の3言語で参加者は20万人を超えているとのことですが、大きな理想を描き過ぎて計画倒れになってしまわないことを祈るばかりです。

また、世界的に有名なコスプレコミュニティーが運営元であったとしても、そのコミュニティーに所属する人の殆どは普段か総通貨に馴染みのない層ばかりです。もともと興味や知識の無い一般の人々にコスプレトークンの概念を理解させるのは至難の業と言えるのではないでしょうか。また、現在Cure WorldCosplayがコスプレイヤーに信頼され活発に利用されていることは確かですが、ユーザーがこのプラットフォームを価値交換の場としても受け入れていくことができるかどうかは計り知れません。

株式会社キュア側は、既に仮装通貨ユーザーである登録者を最初のターゲットとして想定しているようです。限られた層にしか訴求できないという状況の中、どれだけコスプレトークンが普及し、非仮想通貨ユーザーにまでいかに浸透して行くのかはウオッチしていく必要がありそうです。

まとめ:コスプレトークンはコスプレ界を変える存在になりそう!

いかがでしたでしょうか。コスプレトークンがコスプレイヤー界隈のどのような問題に根ざして作られ、どんな事業を計画しているのかご理解頂けたのではないでしょうか。もし普及に成功すれば間違いなく5年後10年後のコスプレ界を変えて行く存在になりそうです。但し、コスプレイヤー以外のユーザーから支持を得られるかどうかは確証が持てない部分なので、投資を判断する際には情勢をしっかり見極めていく必要がありそうです。