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仮想通貨Qtum(クアンタム)とは?

 

 

導入


出典:https://qtum.org/en/

サトシナカモト氏による匿名論文からビットコインが開発され、当時わずか19歳のVitalikButerinにより開発されたイーサリアムはその機能性の高さから一躍注目を集めました。

ですが、ビットコインにはブロックチェーンの取引管理におけるUTXOによる匿名性の高さがあり、イーサリアムにはEthereum Virtual Machine(EVM)による拡張性の高さがあります。

これらの開発技術はオープンソースであり誰でも閲覧可能です。良さを組み合わせて開発した仮想通貨があります。

 

Qtum(クアンタム)とは?

仮想通貨Qtum(クアンタム)は、ビットコインのセキュリティの高さを象徴するブロックチェーンにおけるUTXOと、イーサリアムの拡張性の高さを象徴するEthereum Virtual Machine(EVM)とを組みあわせて開発されている、ハイブリッドな通貨です。

開発者と利用者がより良く使える環境の構築を目指し、ビジネスでの活用を促進します。

 

仮想通貨名

Qtum(クアンタム)

通貨単位

QTUM

公開日

2016年12月29日

開発者

Patrick Dai

認証アルゴリズム

PoS(Proof of Stake)

公式サイト

https://qtum.org/en/

ホワイトペーパー

https://qtum.org/uploads/files/a2772efe4dc8ed1100319c6480195fb1.pdf

 

Qtum(クアンタム)の特徴

Account Abstraction Layer

出典:https://qtum.org/en/

Qtum(クアンタム)は、ビットコインのセキュリティの高さを示すブロックチェーンのUTXOと、イーサリアムの拡張性の高さを示すEthereum Virtual Machine(EVM)とを組みあわせて開発されています。

ブロックチェーンとは、取引などの情報をブロック状の塊にして、それらをチェーンにして繋げて管理する仕組みです。もしハッキングしようとする場合、過去のブロックを全て書き換えなければならず大変大きな計算能力が必要です。

Ethereum Virtual Machine(EVM)とは、イーサリアムのプログラムの実行環境のことで、スマートコントラクト機能を搭載する分散型アプリケーションです。このスマートコントラクトは、取引に関する契約内容をプログラム化し、自動化して実行する仕組みのことで、決済時間の短縮、不正防止、仲介業者を必要としないことによるコスト削減などが見込めます。

 

ビジネス向けのEVMの実装


出典:https://qtum.org/en/

Qtumの開発者は、テストトークンを利害関係者に与え、彼らが自社製品のアイディアを実装し、契約を実行できるようにします。

イーサリアムのEVMの現状を考慮して、ネットワークの安全性を継続するため、問題点を見つけ、コードを改善していくことが大事だとしています。

 

UTXOモデル(Unspent Transaction Output)

ビットコインで採用されるUTXOモデル(Unspent Transaction Output)とは、直訳すると使われてないトランザクションの出力のことで、通貨の移動のみを記録するモデルになります。

アカウントベースのイーサリアムやネムは、銀行口座のように残高がブロックチェーン上に記録されるので、匿名性が低いという問題点を抱えます。なので、トランザクションの処理の際には、UTXOを採用するのが良いと言われます。

まず、トランザクションはインプット(着金)とアウトプット(送金)から構成されます。

送金する際のトランザクションアウトプットがUTXOになり、着金の記録が次のトランザクションになり、UTXOが着金先に反映されます

アカウントベースのUTXOにおける残高の算出は、UTXOを全て計算することにより算出します。また、UTXOは分割できないので、おつりが発生する時はおつり分を受け取るアドレスを指定しないといけません。

出典:https://zoom-blc.com/utxo-bitcoin

ライトウォレット(Qtum Wallet)

ビットコイのUTXOモデルを採用していることから、SPV(Simple Payment Verification)をサポートでき、ウォレットのダウンロードの際にブロックチェーン全体をダウンロードしなくて済むので、快適な環境で管理することができます。

 

Qtum(クアンタム)のチャート

出典:CoinGecko

仮想通貨Qtum(クアンタム)は、2017年は0ドルから20ドル程の間の値を付けましたが、2018年1月の仮想通貨市場全体の高騰に伴い、100ドルの値を付けています。現在は、20ドル程で落ち着いています。

#Qtum(クアンタム)の将来性

中国での仮想通貨規制

2017年10月は中国は自国の仮想通貨取引所を全面的に閉鎖しており、規制が厳しいことで定評があります。中国発の仮想通貨プロジェクトであるQtumやNEOはそういった規制の的になるかもしれません。

 

スケーラビリティの問題


出典:https://qtum.org/en/

ブロックチェーンを採用することでセキュリティ対策にはなりますが、通常のトランザクションの承認と同じでブロック状の塊にして繋げていくので、取引が増えるにつれてスケーラビリティの問題が生じてしまいます。この問題に対しては、Qtum(クアンタム)はライトニングネットワークやアトミックスワップを採用することで解決するようです。

Ethereum Virtual Machine(EVM)を採用することは、既存のイーサリアムのEVMが様々な開発者が利用することからネットワークに負荷が生じてしまい、脆弱性が指摘されている過去もあり、スマートコントラクトの機能も改良されており、ビジネスにおける利用が増えると予測されます。

 

*ライトニングネットワーク

ライトニングネットワークを採用することで、スケーラビリティの解決とネットワークへの負担減少という効果が見込みます。

この技術は、メインチェーンとは別にオフチェーン上に「支払いチャネル」というものを作成し、その中で一連の取引を行うことができるようにするものです。メインチェーンとは別なので、ブロックチェーンには記録されず、オフチェーンで頻繁に行うことができる少額決済に適します。

 

*アトミックスワップ

第三者の仲介を必要としないで、仮想通貨の売買を個人間で可能にする技術です。取引速度の向上、不正な取引のリスクの軽減などが見込めるとして注目度が高まっています。

 

Qtum(クアンタム)を購入できる取引所

出典:CoinGecko

仮想通貨Qtum(クアンタム)の売買のマーケット別ボリュームの順位は、上からLbank()、OKEx(オーケーイーエックス)、CoinEgg(コインエッグ)、Bithumb(ビッサム)、Upbit(アップビット)となっています。

他にもBittrex(ビトレックス)、KuCoin(クーコイン)などでも購入できます。

OKEx(オーケーイーエックス)

OKExは、BinanceやHuobiに並ぶ中国の3大仮想通貨取引所のひとつで、世界最大規模の取引量を誇るため、流動性がたかい点が魅力的です。

現在は香港に拠点をおいており、90種類の仮想通貨を取り扱います。

https://www.okex.com

 

Bithumb(ビッサム)

取引所Bithumb(ビッサム)は、韓国で60%の取引量を占める主要取引所です。

取り扱い通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)、モネロ(XMR)、ビットコインキャッシュ(BCH)の8種類です。

日本語対応しているので、大変使いやすい取引所といえます。

https://www.bithumb.com

・Upbit(アップビット)

人気スマホチャットアプリ「カカオトーク」を開発したカカオ社が出資するFinTech企業によって設立した韓国を拠点とする取引所です。

アメリカ大手取引所Bitterexと連携し、124種類のアルトコインを取り扱います。

現在、日本人の利用はできません。

https://upbit.com/home

Bittrex(ビトレックス)

アメリカに本拠地を置く世界最大級の仮想通貨取引所です。200種類程度のアルトコインを取り扱います。手数料は0.25%で、Poloniexと比較すると少々手数料が高いかもしれません。

https://bittrex.com/

まとめ


出典:https://qtum.org/en/

仮想通貨Qtum(クアンタム)は、ビットコインのセキュリティの高さを象徴するブロックチェーンにおけるUTXOと、イーサリアムの拡張性の高さを象徴するEthereum Virtual Machine(EVM)とを組みあわせて開発されている、ハイブリッドな通貨です。

両者の良さであり、各々が持ち合わせていない特徴を組み合わせてより良い仮想通貨を開発した事例となります。

今後はより開発者にとっても利用者にとっても使いやすい環境の構築を目指すでしょう。