なるほど!をお届けする仮想通貨情報メディア

  • BTCBTC

    387,697円

  • ETHETH

    10,037円

  • ETCETC

    444.69円

  • LTCLTC

    2,726.0円

  • BCHBCH

    11,687円

  • XRPXRP

    33.970円

  • LSKLSK

    0.0000円

  • XEMXEM

    8.0172円

仮想通貨Waves(ウェーブス)とは?

導入

イーサリアムプラットフォームは、スマートコントラクトやERC20互換トークンを用いることで、ICOがしやすいということでよく活用されています。

ですが、イーサリアムプラットフォームは便利な一方で、DAppsのアプリケーションとしての活用も可能なことから、利用者が増加したことにより、ネットワークに負担が掛かり、脆弱性を攻撃され、ハッキング被害を受けた過去があります。一部イーサリアムクラシックへハードフォークしたものの、未だにスケーラビリティの問題は解消されておらず、不安が残るのが現状です。

今回は、イーサリアムと比較して知名度に劣るものの、ICOプラットフォームとしての活用に特化した仮想通貨を取り上げます。

 

Waves(ウェーブス)とは

仮想通貨Waves(ウェーブス)は、個人で独自の通貨(トークン)を簡単に発行することができるプラットフォームです。

Nxt(ネクスト)から派生した、ロシア発の仮想通貨です。

 

仮想通貨

Waves(ウェーブス)

通貨単位

WAVES

公開日

2016年4月

認証アルゴリズム

LPoS(Leased Proof of Stake)

公式サイト

https://wavesplatform.com/

ホワイトペーパー

https://blog.wavesplatform.com/waves-whitepaper-164dd6ca6a23

 

Waves(ウェーブス)の特徴

LPoS(Leased Proof of Stake)

LPoSは、各ユーザーが信頼できるノード(ネットワークの参加者)に、自分の保有するWavesを貸し出すことができるPoS(Proof of Stake)です。

PoS方式は、トランザクション承認の際に賭けた(Stake)通貨の量に応じて、優先されてブロック生成されるという仕組みです。PoWを改善した承認アルゴリズムといわれているが、通貨の保有量が多ければ有利です。

Waves(ウェーブス)を貸し出すことができるので、保有する通貨の量が増え、トランザクション承認されやすくなります。

貸し出したユーザーには利息が支払われ、ブロック生成したマイナーにはより多くの報酬が支払われ、通貨の流動性が増します。

これとは別にLiskやBitSharesの採用するDPoS(Delegated Proof of Stake)というものがあります。

これは通貨保有者の投票によってランダムに選出された承認者によりトランザクションの承認を行うシステムです。Rippleの承認システムと似た仕組みで、Rippleではゲートウェイを採用しています。

 

CAT(Custom Application Token)

Waves Platformでは、Waves(ウェーブス)の専用ウォレットをインストールし、トークンの名前、総発行量、最小単位、追加発行の可否を設定するだけで、独自通貨を発行することができます。

手数料はたったの1Wavesで、コストの少なさが魅力的であり、既に14000個のトークンがリリースされています。

Waves Platformを利用したICOの例として、Mobile Go(モバイルゲーム)、ZrCoin(クリーン製造技術事業)、Incent(ブロックチェーンロイヤリティスキーム)などが有名です。

企業が実際に活用した例としては、バーガーキングが、「ワッパーコイン」を発行し、ポイントの代わりに顧客に付与する仕組みを導入したことがあります。

 

Waves Lite Client(ウェーブス ライト クライアント)

Waves(ウェーブス)の独自専用ウォレットで、独自トークンの発行、DEXの利用、Waves(ウェーブス)の貸出を可能にします。

手数料の削減、資産の安全性を担保します。iPhoneとAndroidのアプリもリリースされており、日常生活においての利用も不便ではありません。

 

①DEX(分散型取引所)

中央集権体制の取引所は、秘密鍵を取引所が保管する仕組みであり、Mt.Goxのビットコイン盗難事件やCoinCheckのNEM盗難事件などもあり、ハッキングリスクを抱えます。

一方で、GateWayを取り入れたWaves Lite Clientでは、ユーザーが秘密鍵を保管し、P2P(個人間)で取引することができます。

 

②GateWay(ゲートウェイ)

ドル、ユーロの法定通貨、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ジーキャッシュの仮想通貨を保管することができ、相互に両替することができます。

 

Waves-NG

Waves(ウェーブス)では、ブロックチェーンの高速処理を実現する仕組みを取り入れています。

これは、トランザクション処理の際に、次のブロックのかたまりを生成するマイナーをあらかじめ決めておき、そのマイナーによって作られた「キーブロック」にトランザクションを詰めていくという仕組みが取られます。

この仕組みを取りれることで無駄をなくし、秒間100トランザクションの処理を実現します。

 

Deloitteとの提携

2017年に、世界最大のコンサルティング会社のひとつで、BlockChainソリューションを提供するDeloitteとの提携を発表しました。

Deloitteは、ブロックチェーン技術の採用を進展させるための法律及び税務上の専門知識をもって、コンサルティングと方法論の提供を行います。

ICO時における規制に対応したスマートコントラクトの開発を目指すようです。

 

Wavesのチャート

出典:CoinGecko

 

仮想通貨Waves(ウェーブス)は、2016年4月のICO後、2107年5月まで値を付けない時期が続きましたが、6月頃から値上がりはじめ、2017年は最高値5ドル程を何度か記録しました。2018年1月に入り、仮想通貨市場が高騰した際に、一時期15ドルまで高騰しました。

その後は値を再び落としましたが、現在は6ドル程までになり、2017年の最高値を更新する状態となっています。

 

Waves(ウェーブス)の将来性

仮想通貨Waves(ウェーブス)は、独自通貨をは発行、ICOで資金調達を実施し、その通貨を用いたビジネスを展開する上で、DEXやGateWayなどのウォレット機能の充実という面から、実際にビジネスを行う場所として非常に便利です。

スマートコントラクトの実装を行うことで、契約という面でより決済が容易になるでしょう。

ゼロ知識証明、マルチシグネチャの導入、トランザクションの匿名化などの機能追加によりセキュリティ面も強化する予定です。

イーサリアムは、DAppsといってアプリケーションの開発にも便利なことはメリットである一方で、ネットワーク負荷が掛かり過ぎてしまうというデメリットを抱えるので、ICOに特化したプラットフォームとして今後いかに知名度を得て市場を獲得していくかが重要な課題となると予測されます。

 

Waves(ウェーブス)を購入できる取引所

Upbit(アップビット)

人気スマホチャットアプリ「カカオトーク」を開発したカカオ社が出資するFinTech企業によって設立した韓国を拠点とする取引所です。

アメリカ大手取引所Bitterexと連携し、124種類のアルトコインを取り扱います。

現在、日本人の利用はできません。

 

Tidex(タイデックス)

Waves(ウェーブス)系のトークンを主に取り扱うマイナーな取引所です。

取引手数料は0.1%と低く、取引高に応じて配布される取引所独自トークンの保有量に応じて最大0.5%で取引できます。

 

Binance(バイナンス)

Binance(バイナンス)は2017年7月に開設された中国の仮想通貨取引所です。

Google翻訳機能を利用した日本語対応も可能です。

2017年12月には仮想通貨取引量も世界最大となり、取扱通貨も100種類以上と急成長してる仮想通貨取引所です。

また、取引手数料も0.1%と安く、取引所独自のトークンであるBNBを使えば0.05%と破格の安さで売買を行うことができます。

 

Bittrex(ビトレックス)

アメリカに本拠地を置く世界最大級の仮想通貨取引所です。200種類程度のアルトコインを取り扱います。手数料は0.25%で、Poloniexと比較すると少々手数料が高いかもしれません。

 

Poloniex(ポロ二エックス)

Bitterexと並ぶ有数の規模のアメリカの仮想通貨取引所です。

売買できるアルトコインの種類は64種類だが、アルトコインの取引量は世界トップです。

手数料は最近30日間の平均取引額によって多ければ多いほど安くなる仕組みで、上限がMaker手数料0.15%、Taker手数料0.25%です。

アカウント開設に必要なものは、メールアドレスのみです。

 

まとめ

仮想通貨Waves(ウェーブス)は、独自通貨を発行し、資金調達からビジネスを始めることができるプラットフォームです。

イーサリアムのように多方向の開発に便利なプラットフォームではなく、独自通貨発行によるICOに特化していることもあり、いずれ問題となるが、今はスケーラビリティの問題もまだ深刻ではないです。

スマートコントラクトによる自動契約執行プロトコルの機能を追加することで、より使いやすいプラットフォームになると思われます。