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IOTAとは!?その将来性を探る!

はじめに

インターネット技術の発展とともに、モノと連動して情報を蓄積・管理し、ヒトの生活をより効率的にすることを可能にするIot(Internet of Things)に期待が高まっています。

活用事例としては、既に自動運転や着用デバイスによる健康管理、ハウス栽培における肥料の最適な調整などあります。

一方でIotデバイスの普及とともに情報の提供の際に支払うマイクロペイメントの問題が生じており、少額決済のために手数料がかさばってしまったり、通常より発生するトランザクション処理のスケーラビリティ問題など、問題が多くあります。

そのような中で生まれた仮想通貨IOTA(アイオータ)は、Iotデバイスにおける少額決済を実現し、最適化するためのプラットフォームです。

Iotとは、私たちの身の回りにあるモノをインターネットに接続し、相互に通信させることで、モノの管理を簡単に効率的に行うことができるようになることです。

IOTA概要

まずはIOTA(アイオータ)の概要を見てみましょう。大きな特徴としては2016年にスタートした仮想通貨であり、アルゴリズムにTangleを採用することにより、マイクロペイメントの問題の解消を目指しています。

仮想通貨名

IOTA(アイオータ)

トークン名

IOTA

開発

2016年7月

マイニング承認アルゴリズム

PoW

アルゴリズム

Tangle

IOTAの特徴

ここからはより具体的なIOTAの特徴をみていくことにしましょう。

Iot(Internet of Things)とは?

Iotとは、「モノのインターネット」とよばれ、ありとあらゆるモノがインターネットに接続することをコンセプトにしており、単に接続することに加えてモノが情報交換することにより、相互に制御する仕組みとなっています。IOTAはこのIotデバイスでの少額決済の可能性を探求している通貨です。

Iotの基本サイクルは、

  1. 「センサー」でモノから情報を取得し、
  2. ネットワークを通じて「クラウド」にデータを蓄積し、
  3. クラウドに蓄積されたデータを分析し
  4. 分析結果に応じてモノがアクチュエートし、ヒトへ最適なフィードバックする

という一連の流れを指します。

資源リソースの共有

IOTAのプラットフォームでは、Iotデバイスの機器間での電力やデータの共有する仕組みを提供します。

その際のデータの提供の対価として仮想通貨IOTAを使用します。

Tangle

Iotデバイスにおける決済機能の実装において、リアルタイムの支払いが普及すればするほど、大量のトランザクションを処理しなければならなかったり、スケーラビリティの問題が生じてしまうなどの問題を抱えます。

そこでビットコインのようなトランザクションの生成と同時にブロックをつくるマイニングとは異なる分散型台帳の技術であるTangle(もつれ、の意)では、DAGと呼ばれるメッシュ状のネットワークを採用します。

Tangleではトランザクション処理の際に、Tipsと呼ばれるTangle上の未承認の別のトランザクションをふたつ承認する仕組みを導入することで、取引をしたユーザーが同時に他のユーザーのマイニングを行い、手数料を無料にしています。

マイクロペイメントにおける手数料とスケーラビリティの問題を解決しています。

DAGを採用

IOTAでは、DAG(有効非循環グラフ)という技術を採用し、一般的なブロックチェーンの抱える取引承認の複雑化という問題に対処しています。

これは、PoW(Proof of Work)のアルゴリズムでは計算量を価値としていてチェーンの分岐に外部コストが必要であり一本のチェーンに拘る傾向があるため、A→B→Cというように規則的に繋がっていくブロックチェーンになりやすいです。

これだと、新しく発生した取引の整合性承認のためにチェーンを遡り、ブロックに書き込まれている取引履歴を確認する必要があります。これが、PoWの取引承認速度の複雑化という問題です。

一方で、DAGという技術を採用した場合、A→BやA→CやA→B、Cのようなひとつのブロックから複数の取引データに連結出来るような効率の良いトランザクションを生むことが出来ます。

このように、DAGという技術によって、トランザクション処理の無駄をなくし、取引承認速度の向上に繋げることが出来ます。

発行枚数の多さ

IOTAの発行枚数は2800兆円で、ビットコインの2100万枚と比較するといかに多いかがわかるでしょう。

その意図として、全世界のIotデバイスや端末がネットワークに繋がることによって秒間数万というトランザクションが発生することが想定されるからです。

IOTAの将来性

台北市と連携して市民の個人認証サービスの提供を行う

IOTAは、2018年2月に台北市と連携し、市民サービスの提供に乗り出すと発表しています。

最初のプロジェクトはTangleの技術を採用した「TangleID」を発行し、なりすましや不正投票の排除、行政サービス利用に関する個人認証機能の実装を行う予定で、利用者を個人情報の盗難から守ることなどを狙いとしています。

大企業とのパートナーシップ

国際輸送イノベーションセンター(ITIC)と正式に提携し、自律車両テストベッドでの作業に協力することを発表しています。

ITICは、世界中のオープン及びクローズド自律車両テストヘッドの開発を専門とする非営利団体です。

IOTAネットワークを介して、車と充電ステーションが相互に作用するスマートな充電インフラストラクチャを構築できるようにします。他にも、富士通、アクセンチュア、ボッシュやドイツテレコムなどパートナー関係にあります。

仮想通貨保管の難しさ

現状、仮想通貨IOTAを保管できるwalletが、公式か取引所のものしかないため、保管が難しいことがあります。今後の課題といえます。

最新技術ゆえの脆弱性リスク

仮想通貨IOTAでは、独自のハッシュ関数Curlを使用しており、Tangleで用いられるDAGも、最新技術であり、今後見つかるかもしれない脆弱性リスクを指摘されています。

現在は脆弱性を修正済みであるが、実際に2017年9月にはMIT Media Labにより脆弱性を指摘されている過去があります。

中央集権的であること

ブロックチェーンでの管理をしないため、IOTAファンデーションによって開発・管理されています。将来的には分散型での管理に移行する予定であるといわれていますが、現段階での懸念材料になり得ます。

専用のハードウェアが必要になる予定

将来的にIOTAのネットワークを活用してIotサービスを受けるためには専用のハードウェアが必要になります。ハードウェアを各家庭に導入することはハードルが高いと予測されます。

IOTAを購入できる取引所

IOTAを購入できるのは基本的に海外の取引所のみとなっています。興味のある方はぜひチェックしてみましょう。

Binance(バイナンス)

仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」は2017年7月に開設された中国の仮想通貨取引所です。日本語対応も開始しており、仮想通貨取引量も世界7位、取扱通貨も100種類以上と急成長してる仮想通貨取引所です。

また、取引手数料も0.1%と安く「メールアドレス」と「パスワード」だけで最短一分で簡単に登録できます。

Coinone(コインワン)

韓国三大取引所のひとつで、Bithumb(ビッサム)やKorbit(コービット)に並ぶ規模の仮想通貨取引所です。

サーバーが不安定な点と取り扱い通貨の種類が少ない点がありますが、チャート機能が本格的でテクニカル分析に最適な取引所です。

手数料は0.1%です。

HitBTC(ヒットビーティーシー)

イギリスの仮想通貨取引所で、手数料が0.1%と安いのが特徴です。。

メールアドレスとパスワードのみで登録できるので、本人確認なしで仮想通貨の入出金が無制限でできます。新規上場の仮想通貨を多く取り扱うことで定評があります。

Bitfinex(ビットフィネックス)

香港の取引所で、全通貨の仮想通貨取引量が第五位を誇る、流動性の高い取引所です。

過去にハッキング被害に遭っているため、セキュリティ対策を強化しています。

取り扱い通貨は63種類です。

まとめ

仮想通貨IOTAは、Iotデバイスにおける情報通信における少額決済を最適化するためのプラットフォームです。

Iotの現在の市場価値は800億ドルと予測され、今後も成長が期待されます。

今後の課題として、Iotを導入する上でセンサーを送信される情報をいかに暗号化して外部に漏れないようにするセキュリティ対策が重要です。

パーソナルコンピューターやスマートフォンなどの従来のコンピューターネットワークと同様にIotもサイバー攻撃やサイバーテロの対象となります。

ある調査会社は2020年、Iotに接続される機器は世界で約530億個へ増えると推定しています。この中にはパスワードの未設定などセキュリティ対策が不十分なサイバーデブリと呼ばれる機器も含まれており、決済手段を含めたIotネットワーク全体の安全管理が必要となります。

そのような中でIOTAがさらに成長していくシナリオを描くのは、必ずしも困難なことではないかもしれません。