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仮想通貨Steem(スチーム)とは?

導入

従来のSNS(ソーシャルメディア)ではユーザーはコンテンツを提供したり閲覧して楽しむためのプラットフォームでしたが、新たにSNS(ソーシャルメディア)という特質を残したままでソーシャルメディアへ貢献したユーザーに報酬を与えようとするプロジェクトが始まりました。

Steemとは

仮想通貨Steem(スチーム)は、ブロックチェーンを利用した「Steemit.com」とよばれるSNS(ソーシャルメディア)のプラットフォームです。従来のように利用者がコンテンツを発信したり読者が閲覧したりすることを可能にすることにくわえて、コンテンツ製作者や読者に報酬を得る機会を提供します。

仮想通貨名

Steem(スチーム)

略称

STEEM

認証方式

PoB(Proof of Brain)

アルゴリズム

Equihash

公開日

2016年4月

公式サイト

https://steem.io/

ホワイトペーパー

https://steem.io/steem-whitepaper.pdf

 

Steemの特徴

コンテンツ製作者や読者が収益を得られる機会を提供する

Steem(スチーム)は、従来のソーシャルメディアにはなかった、コンテンツの参加者へ報酬を与える試みを実施しているプロジェクトです。

FacebookやTwitterなどのサイト運営者は、ユーザーにコンテンツを発信するプラットフォームを与える代わりに、そのコンテンツによって広告収入など、数千億以上の収益をあげています。

ですが、そもそも価値を構築しているユーザーたちにも報酬を支払う仕組みを提供することが、より透明性のあるコミュニティの維持や、より良いコミュニティの成長という観点から必要であるはずです。

また、コンテンツの閲覧者が作成者に気軽に報酬を与えられるように、マイクロペイメントを導入しています。

報酬を得る仕組み

Steemitにおいて報酬を得るには2通りあります。

まず一つ目が、コンテンツを作成して投稿することです。コンテンツを投稿すると、閲覧した読者がその評価を仮想通貨で投票します。その投票数に応じて報酬を得ることができます。

二つ目が、閲覧した読者がコンテンツへ投票することです。投票量や投票までに時間によって報酬が決まります。価値の高いコンテンツを作成し、SNSに貢献した人に正しく対価を支払う仕組みとなっています。

Steemitの3種類の仮想通貨

STEEMは、取引所で実際に売買され、Steemブロックチェーンのベースとなる通貨です。

年間100%ずつ発行量が増えていきますが、そのまま保有していると一日あたり0.19%一年で半減するので、購入後はSPかSMDに変換する必要があります。

Steem Power(SP)は、Steemitを利用するために必要な仮想通貨で、このSPの保有量によって投票量が割り当てられます。そして、SPを保有することで利子が受け取れる仕組みになっています。SPからSteemへの交換(パワーダウン)はには制限があるので注意が必要です。

Steem Dollar(SMD)は、価格が常に1SMD=1米ドルとなるように調整されている通貨で、Steemit利用による報酬としてSPが50%として残りの50%をSMDとして支払われます。この通貨も、保有するだけで利子が貰える仕組みです。

こちらは基軸通貨であるSteemへの両替に制限がないので、法定通貨への換金に便利です。

投稿の消失やシステム障害が起こりにくい

ブロックチェーンベースのソフトウェアであり、従来のようにサーバー依存ではないので中央管理者へのハッキング対策に、相性がいいといえます。

主要企業におけるSNSの広告収入ランキング

出典:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-1853/

主要なSNSの企業別広告収入では、米Facebook(傘下であるInstagramも含む)が162億ドルで最も多く、次にTwitterの20億ドル、LinkedInの9億と続く見通しです。

また、米国Facebook社の傘下にあるInstagramにおける2015年の広告収入は6億ドルと考えられていて、2016年には、Instagramの広告収入が前年から149%増である14億8000万にまで及ぶと予想されており、今後の成長にも期待できます。

SMT(スマートメディアトークン)

SMT(スマートメディアトークン)は、Steemブロックチェーンのネイティブ通貨で、特定の組み込みのProof of Brainとデジタルコンテンツ向けに特別に設計されたトークン配布報酬の仕組みを備えます。

これは、サイト運営者がコンテンツの収益化やコミュニティの成長を助けるトークンを作成することを可能にするシステムで、広告収入に頼らない自立型のビジネスを立ち上げる助けになります。

スマートトークンは即座に決済が可能で、取引手数料は無料であり、マイクロペイメント向きといえます。また、これらのトークンを使用してICOを通じた資金調達も事実上可能となっています。

くわえて、こういったシステムを個人で立ち上げやすいようにSteem運営は工夫を凝らしており、技術的な障壁などを可能な限り取り除いています。

Proof of Brain

人々にコンテンツの作成と管理とを促すトークン報酬アルゴリズムの一種で、「収集された群衆に知恵に基づいた」アルゴリズムといわれています。

これによりGoogleの検索連動型アルゴリズムの不備を補うことができます。

既存のGoogleのAdWords広告の評価アルゴリズムは、そのページがユーザーにとって有益かどうかを基準にしており、それはクリック単価と品質スコアにより決定します。

クリック単価は、入札単価と呼ばれており、1クリックにつきいくらまで支払うかを示す金額です。

品質スコアは、キーワードに割り当てられたスコアです。

一方でPoBでは、トークンの報酬をユーザーによるUpvoteやLikeベースで流通させることができ、ウェブサイトと統合し、オーナーとコミュニティメンバーとのインセンティブを促進させ、より成長を実現します。

Steemの将来性

運営側は、Steem Power(SP)の交換制限の導入により短期的な投機目的で仮想通貨を購入する投資家を妨げ、長期的な成長を望めます。

一方で、投票の比重がSPの保有量によって決まるという報酬体系は大口保有家に有利であり、新規ユーザーの獲得や市場拡大という点でネガティブな影響を与えると予測されます。そうなると、コミュニティの発展が上手く機能しない可能性があります。

SMT(スマートメディアトークン)は、個人でトークンを作成し、サイト運営を行う際に、報酬配布システムを導入できるのは、広告収入のみに依存しない新たな自律型のビジネススタイルとして魅力的です。

これまでのサイト運営者は広告収入に依存する必要がある余り、ユーザーエクスペリエンスを妨げてまでも広告を優先する場合がありました。PoBのアルゴリズムで、コンテンツをUpvoteやlikeなどにより適切に評価することができます。

仮想通貨SteemはサイトやSNS(ソーシャルメディア)の運営者は基本的に広告収入に依存しますが、これらのプラットフォームの維持にかかせないコンテンツの提供者や閲覧者へ貢献に応じた報酬を正しく与えようというプロジェクトです。

そのために、Steem Power(SP)やSMT(スマートメディアトークン)を導入していますが、報酬を支払えるのは広告収入に比較的余裕がある運営者に限られそうです。広告収入の独占度は高いままで現状は変更しないと予測されます。

Steemを購入できる取引所

Bittrex(ビトレックス)

アメリカの大手取引所のひとつで、200種類程の仮想通貨を取り扱います。

Poloniexと比較すると、イーサリアム建てで購入できる仮想通貨が多いのが特徴です。

手数料は0.25%と他の海外取引所と比べて少し高めです。

Binance(バイナンス)


Binance(バイナンス)は2017年7月に開設された中国の仮想通貨取引所です。

Google翻訳機能を利用した日本語対応も可能です。

2017年12月には仮想通貨取引量も世界最大となり、取扱通貨も100種類以上と急成長してる仮想通貨取引所です。

また、取引手数料も0.1%と安く、取引所独自のトークンであるBNBを使えば0.05%と破格の安さで売買を行うことができます

Poloniex(ポロ二エックス)

Bitterexと並ぶ有数の規模のアメリカの仮想通貨取引所です。

売買できるアルトコインの種類は64種類ですが、アルトコインの取引量は世界トップです。

手数料は最近30日間の平均取引額によって多ければ多いほど安くなる仕組みで、上限がMaker手数料0.15%、Taker手数料0.25%です。

アカウント開設に必要なものは、メールアドレスのみです。

HitBTC(ヒットビーティーシー)

イギリスの取引所で、手数料が0.1%と安いのが特徴です。

メールアドレスとパスワードのみで登録できるので、本人確認なしで仮想通貨の入出金が無制限でできます。新規上場の仮想通貨を多く取り扱うことで定評があります

まとめ

仮想通貨Steemは、ブロックチェーンを活用したSNS(ソーシャルメディア)プラットフォームで、価値を構築しているユーザーたちにも報酬を支払う仕組みを提供することを実現します。

いままでの広告収入に頼りきる必要があるビジネスモデルを改良し、ユーザーのUpvoteやLikeベースのトークン報酬システムを導入し、サイト運営者は自律型のビジネスによりより良いコミュニティの成長を促進できます